インコの飼育病気・病院習性・特徴

インコが寒がっている?!「寒い」のポーズ、仕草は体調が悪い証拠かも?!

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レイとチャイ

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インコの仕草で知っておいて欲しいもの

言葉で伝えることの出来ない動物の世話をする上で、仕草や行動でその子が何を訴えているか、飼い主が気づいてやる必要があります。

人間の赤ちゃんもそうですが、赤ちゃんは泣く事でしか不快なことを伝えられません。
寒い、暑い、痛い、痒い、眠い、お腹が空いた・・・等々。
育児を経験していくと、段々分かってくるのですが、最初のうちは何で泣いているのか分からず戸惑うものです。

インコの飼育も同じです。インコも「具合が悪いよ」などと喋りません。
特にインコは体調が悪いとき、それを隠します。
体調が悪い、元気がないことが見た目でバレると、外敵に真っ先に襲われてしまう為です。

そのため、インコの体調管理には日頃の様子を観察することが大切です。
糞の状態や、餌の食べ具合などに加えて、こんな仕草のときはこうなんだというのを、ある程度把握しておくと良いですね。

そんな仕草の中で、基本的に知っておいて欲しいのは、「寒い」です。

寒い時にはどんな仕草をする?

頭を後ろに回すレイ
インコは寒い時は、以下の様な仕草をします。

1:片足を体に隠して、片足立ちしている。
2:体全体の羽毛を膨らませる。
3:くちばしを背中にまわして羽毛に埋めている。

基本、こちらの仕草はすべて「寒い」です。
レベルとしては、1の片足立ちが一番「低」で、3が「高」です。

1は、単に休憩中のこともあります。その後、普通にしていたら問題ありません。
2は、羽毛を膨らませることで空気を入れ、保温効果を高めています。
3のポーズは寒い時以外にはしません。「寒い」時の典型的なポーズです。
とある飼育本に「寒い時しかこのポーズはしない」と書いてありましたが、普段のインコの様子を見ていると、どうも寒い時以外にもしている気がします。

これらの事で、インコさんが寒がっていることが分かりますが、室温が低いわけでもないのにこれらのポーズ(特に2と3)を頻繁にしていたら要注意です。

室温が低いわけでもないのに頻繁にというのがポイントです。

熟睡したい時なんかは、くちばしを背中にまわして羽毛に埋めて寝ていることもありますが、短時間で普通に元気にしていれば問題ありません。

室温には問題が無いのに、なんだかずっと寒そうなポーズばかりしている・・・なんて時は、自分で体温の調節が上手く出来ていない証拠です。

これは、インコさんの体調が悪いという可能性が高いです。

こんな時には、しっかり保温をしてあげましょう。インコの具合が思わしくない時には、まず保温が基本です。

それでも良くならない時には、病院へ連れて行くことも考える必要があります。

まとめ

インコが頻繁に寒そうにしているという時は、体温の調節機能がうまく働いていない可能性が考えられます。

そんな時は体調を崩していることが考えられるので、保温してあげましょう。

羽が生え替わる「換羽」の時期には特に体力を消耗するので、体調を崩すことがあります。

インコの「寒い」の仕草を見逃さないようにしたいですね。

喋れないけど態度で伝えているよ。気づいてあげんチャイ!

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コメント

  1. 飛雄馬 より:

    今日うちで飼っていたセキセイインコが死んでしまいました。改めて生き物の死がどんだけ辛いことかわかりました。まだ飼ってからあと2日生きれば2年間というときにこうゆうことが起きてしまい本当に残念です。どうやったら立ち直れますか、教えてください。

    • シーサン シーサン より:

      飛雄馬様

      セキセイインコが亡くなってしまったとのこと、とても辛いですね。
      まずは、ペットを失ってそんな気持ちになっている自分は決して「おかしな状態ではない」と知って下さい。
      大切にしていた命を失うことは、誰しも悲しく辛いことです。そんなことがあれば、落ち込み心身が乱れることは当たり前です。
      自分がもっと何かしてあげられたら、死なずにすんだんじゃないかと自分を責めたりすることもあるかもしれません。
      そんな心の葛藤も、死の事実を受け入れる過程で少なからず起こります。
      大切なのは、「立ち直る」と言うよりも、ありのままにセキセイインコの死を受け入れることだと思います。
      セキセイインコの小さな命が、自分に教えてくれたこと、たくさんあると思います。
      一緒に過ごした幸せな時間は、死んでしまっても記憶と心に残っています。
      私自身も幼少の頃に事故で亡くしたセキセイインコのことを思って、未だに涙することもあります。
      いつまでたっても、思い出せば悲しい気持ちになります。
      でも、それでもいいんです。
      一緒に過ごせた時間に感謝しつつ、悲しい気持ちも全てひっくるめて、受け入れてしまいましょう。

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