世界のインコ・オウム分布図を作ろう
すっかりめっきり夏休みですね。世の子供たちは日々宿題を頑張っていることでしょう。
我が家のキッズも宿題したりダラダラしたりしています・・・お察しの通りほぼダラダラがメインですが。
さて、そんな我が家のダラダラキッズの社会の宿題でこんなものが。
【オリジナル世界地図を作ろう】
自分でテーマを決めて、白い世界地図に色々書きこんでいくという宿題です。
で、肝心のテーマはどうしよう?と考えた結果・・・インコが好きなので、
【世界のインコ分布図】を作ってみよう!ということに。
ほほぅ、良いね。面白そう。
その為に、こんな本をゲット。
その名も「世界のインコ」
約100種のインコ・オウムの写真とデータが載っている、見やすいインコ図鑑です。
本を眺めてるだけで面白くなってきたので、せっかくだからシーサンも分布図を作ってみました!
そしたら、あることに気が付いた。
作った分布図と共に、見てみましょう。
インコは南方にしか生息していない?!
「世界のインコ」という本に載っていた情報をもとに、【世界のインコ・オウム分布図】を作ってみました。
それがコチラ。
ジャーーーン!
ジャーーーン!ってほどでも無いですね・・・ハイ。
クリックするとちょっと大きく見れます。スマホの方は、頑張って指2本でズームしてください。
でね、これを見て分かるように、生息地が南の方に集中しています。北の方には全然いません。
どうしてなのかなぁ?と(適当に)調べてみましたが、よく分かりませんでした・・・。(いや、適当じゃダメだろ?!)
でもね、これらインコ・オウムが生息する大陸は、約2億年前はゴンドワナ大陸という一つの大陸だったと考えられています。いわゆるプレート理論ってやつです。
それが関係してるんじゃないかな~という説はあるみたいですよ。推測に過ぎませんが。
じゃあ北の方にはやっぱりインコは居ないのか?っていうと、実はかつて、北アメリカにもインコがいたんですって。名前はカロライナインコ。
アメリカ合衆国東半部に相当数が生息していたようですが、果樹園を荒らす害鳥として駆除されたり、ペット用に捕獲されたり、食用として乱獲されたりで数が激減。1904年に絶滅したとされています。
どんなインコだったのかは「カロライナインコ」でググって頂ければ標本の画像が出てきます。頭がオレンジで頬が黄色く、体が緑のかわいいインコでした。
ちなみにこの生息地は元々の原産地ってことです。
ペットとしてはインコ・オウムは世界中で飼育されていますし、また、逃げたペット鳥が環境適応能力の高さを発揮して、外来種として野生化しちゃってる地域もあります。
インド周辺に生息しているワカケホンセイインコなんかが、日本の関東圏でも野生化しちゃってるみたいですしね。
どんなに可愛いインコでも、外来種として野生化してしまうと、在来の動植物を脅かす存在になってしまいます。
こんな感じで、思いつきとノリで作ってみたインコ分布図ですが、意外な発見があったりと、なかなか有意義なものになりました。
夏休みの自由研究にもいいですね!
まとめ
今回は世界地図を使って、インコ・オウムの分布図を作成してみたよというお話でした。
こういう、夏休みの自由研究的な作業は、やっぱり興味のある分野に限ります。
知らなかった意外な側面が見えたりして、結構楽しいものですね。
お子さんの自由研究のネタにどう?!みんなもやってみんチャイ!
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