インコの飼育飼育環境

インコの雛と成鳥、お迎えするならどっちがオススメ?

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ウロコインコの雛

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インコを飼うなら雛から?成鳥から?

我が家にはセキセイインコ、ウロコインコ、オカメインコの3羽3種類の小鳥がいます。

3羽とも、さし餌の雛の段階で我が家にお迎えしました。

その昔、子供の頃には、すでに一人餌になっている、ある程度成長したセキセイインコを飼い始めたこともあります。

インコは雛からお迎えするのと、成鳥になってからお迎えするのとでは、どんな違いがあって、どちらがオススメなのでしょうか。

飼い主の生活環境やインコとの生活への希望などの点から、考えてみたいと思います。

あなたは雛と成鳥、どっちをお迎えする?

それではイッテミヨー!

雛と成鳥、メリットデメリットは?

まず、インコを雛からお迎えするとどのようなお世話が必要になるでしょうか。

まだ自分で餌を食べることが出来ない雛には、飼い主が餌を食べさせてやらねばなりません。これをさし餌と言います。

朝、昼、晩。朝、昼、晩・・・と、毎日毎日、きちんとさし餌を与えないと雛は弱ってしまいます。

所用で外出しても、さし餌の時間には帰宅しなければなりませんし、さし餌の期間は旅行なんか行けやしません。

また、さし餌に必要なフードや使用器具などは、一人餌になった後には使わない物ですが、自宅でさし餌をするとなると別途購入して準備する必要があります。

鳥の種類にもよりますが、雛をお迎えしてから自宅でさし餌をする期間はだいたい2~3週間ほどでしょうか。その間は家を空けられませんし、デリケートな雛の体調に気を配りながら飼育する必要があります。

考えただけでもなかなかの苦労ですね。

では、なぜそんな苦労をしてまで、雛からお迎えするのでしょうか。

理由は「飼い主に慣れてもらうため」ですね。

手乗りに「なる鳥」「ならない鳥」は何が違う?という記事でも書きましたが、鳥を手乗りにするためには人間の手によるさし餌が必要です。

雛の期間にさし餌をくれた人には、高確率で懐きやすくなります。一人餌になった直後からお迎えしても懐くとは思いますが、個体によっては懐き具合に差がでてしまうこともあります。

確実に飼い主に慣れてもらう為には、やはり飼い主によるさし餌の期間を設けるのが望ましいですね。

ただし、さし餌を一定期間続ける為には、前述の通りそれが出来る生活環境にあるかどうかがポイントとなってきます。

仕事でどうしても留守がちである・・・なんて状況ではさし餌の雛は飼育できません。

手乗りにならなくても、小鳥は眺めているだけで、さえずりを聞いているだけでいいんです!という方にはハッキリ言って成鳥からのお迎えをオススメします。

という訳で、それぞれのメリット、デメリットをまとめてみると・・・

【雛】
メリット:よく懐くようになる。
デメリット:さし餌の期間は生活に制限が出る。飼育が面倒。

【成鳥】
メリット:飼育が楽。
デメリット:思うように懐いてくれない可能性がある。

こんな感じです。

さし餌はどうしても出来ないけれど、やっぱり懐いて欲しい!という方には、お迎えのタイミングがかなりピンポイントで限られてきてしまいますが、さし餌を卒業したばかりの若鳥をお迎えすることをオススメします。

まとめ

今回はインコをお迎えするなら雛と成鳥どちらがオススメかというお話でした。

どちらが良いかは生活環境と、インコとどのような関係を築きたいかによります。

小鳥は人に懐いてなんぼ!2~3週間ならさし餌も出来ます!という方には「雛」を、
忙しくてさし餌は無理!小鳥は眺めているだけで幸せ!という方には「成鳥」を、
どっちもいいとこどりしたい!という方には一人餌になったばかりの「若鳥」をオススメします。

雛からお迎えする場合には、雛の産まれるシーズンを確認して準備しておきましょう。

雛からでも成鳥からでもどっちも可愛いよ。自分の環境と照らし合わせて検討しんチャイ!

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