「極楽浄土」には鳥がいる!?オウム(インコ)がいるって本当!?

インドのマトリョーシカと鳥の置物

極楽浄土ってなんぞや?

先日、身内が亡くなりまして、お葬式などで仏教にふれる機会がありました。

まったくもって宗教には疎いワタクシしーさんですが、その折にちょいと聞きかじったことがあります。それは、

「極楽浄土には、なにやら鳥がいるらしいよ。」

ってこと。

へー、ふーん、そうなのか。で?どんな鳥がいるの?

てか、極楽浄土ってなに?

なんとなく、天国みたいな、ほんわかしたあの世の世界みたいなのが思い浮かぶけど・・・。

てことで、まずは極楽浄土について調べてみた。

簡単に言うと、浄土というのは「仏様の世界」のことで、穢(けが)れていない世界。

反対に私たちがいま生きている世界は「穢土(えど)」といい、穢れた世界。仏教では人間は煩悩の塊であり、煩悩は穢れているため、私たちが生きている世界は穢れた世界とされているようです。

まぁ自分が煩悩の塊なのは認めるわー。間違いない。

で、浄土は仏様の世界なんだけれども、仏様って言っても一人じゃなく、色々いますので、その数だけ浄土がある、と。

特に一番知られているのが阿弥陀仏の浄土で、それを「極楽浄土」というらしいっす。

というわけで、極楽浄土とは簡単に言うと阿弥陀様という仏様の世界ということになります。

でね、その極楽浄土ってのはこんなところだよーって話がどこに出てくるのかといいますと、「仏説阿弥陀経」というお経の中なんです。ここには、

極楽浄土には、白鵠(びゃっこう)・孔雀(くじゃく)・鸚鵡(おうむ)・舎利(しゃり)・迦陵頻伽(かりょうびんが)・共(ぐ)命(みょう)の鳥がいて、優しい声で鳴き、仏法を説く

と書かれているらしいんですね。

迦陵頻伽(かりょうびんが)は上半身が人で下半身が鳥。共(ぐ)命(みょう)の鳥は体は一つで頭が二つ。という、共に空想の鳥ですが、白鵠(びゃっこう)・孔雀(くじゃく)・鸚鵡(おうむ)・舎利(しゃり)の4種は実在する鳥です。

白鵠(びゃっこう)は白い水鳥。白鳥とかコウノトリといった鳥のようです。孔雀(くじゃく)はそのままクジャクですね。

舎利(しゃり)は百舌鳥(もず)や九官鳥の一種と言われています。

で、残りの鸚鵡(おうむ)ですよ。

極楽浄土にオウムがいるんかーーい!!マジか!!

でもオウムって、本当にオウムなの?インコじゃなくて??

インコとオウムの違いは何か?といいますと、頭にぴょこんと冠羽があるかないか、によりますからねぇ。

仏様の世界にインコやらオウムがいるってだけで、鳥好きしーさんとしてはワクワク嬉しいのですが、一言で鸚鵡(おうむ)って言っても、幅広いっすよ??具体的にどんなオウムがいるんだろ??って、超細かいことが気になって仕方ない・・・さすが煩悩の塊。

てな訳で、無駄に調べて自説をたててみたので紹介しまーす!

全ての答えはインドにあり?!

まず、極楽浄土ってこんなところだよーってのが記されているのは、阿弥陀経というお経の中なので、じゃあ阿弥陀経って誰がどこで書いたの?ってのを調べてみました。

粗削りですいませんが、めっちゃ簡単に説明しますと、お経ってお釈迦様の説法を、お釈迦様が亡くなった後に弟子たちが「こんなこと言ってたよー」と書き記していったものなんですって。

なので、お釈迦様の発言が元ってことですよね。

お釈迦様って誰?って話ですが、もはや説明する必要もない超有名人(?)ですよね。仏教の創始者で、約2600年前にインドに実在した人です。

でね、インドにいたお釈迦様が、極楽浄土ってこんなとこですよ・・・とおっしゃっていたんですから、極楽浄土にいるとされている鳥たちもインドにいた鳥なんじゃないの?って思うんですよね。

白鵠(びゃっこう)は白い水鳥でしたね?これは普通にいそうだわ。

ってことで、以前ダンナ様がインドに行った時の写真を漁ってみると・・・

ガンジス川の水鳥

ガンジス川に超いっぱい白い水鳥がっ!!

こういうのですかねぇ・・・これ、本当に極楽浄土にいるのかな??

舎利(しゃり)は百舌鳥(もず)や九官鳥の一種・・・ってことで試しに九官鳥で調べてみると、アジアを中心に広く生息しているようで、どうやらインドにもいる(いた?)っぽい。こちらは残念ながらインドでの写真ナシ。

孔雀(くじゃく)はインドクジャクっていうくらいだから絶対インドにいるわ。てか、実際インドにいたクジャクがコチラ。

インドのクジャク

逃げちゃって、よく撮れてませんけどね・・・クジャクです。

で、問題の鸚鵡(おうむ)ですよ。

オウムってのは、今でいうと前述の通り、頭にぴょこんと冠羽のあるオウム目の鳥のことを指しています。なのでオカメインコも「インコ」って名前についているけど、冠羽があるのでオウムです。

でもね、この仏説阿弥陀経ができて、中国語に翻訳されて、日本に入って来たのは7世紀頃のようで、その頃ってまだ日本語で「インコ」って表現はなかったっぽく、今はインコと呼ばれている鳥もオウムと呼ばれていました。
(細川博昭先生の「鳥と人、交わりの文化誌」という本に鎌倉時代に藤原定家が「鸚哥(インコ)」の意味で「鸚歌(カヒコ)」と記していて、そこからインコという呼び名が拡がった、とありました。)


という訳で、極楽浄土にいるというオウムはもしかしたらインコかもしれないという可能性をもちつつ、インドに生息している(いたであろう)インコ・オウムはどんなのがいるかな?というのを調べてみました。

調べてみた・・・といっても、自分の過去記事「野生のインコは北には居ない?!インコ・オウム生息分布図」で見てみただけなんですけど。それによると、

ダルマインコ
ワカケホンセイインコ
オオホンセイインコ

といったオウム目オウム科ホンセイインコ属の鳥たちが可能性として濃厚です。

人の声真似やおしゃべりも上手な個体が多い種類なので、人語を話す知能の高い鳥として、極楽浄土にふさわしい!と認められていた可能性も高いですね。

こちら、ダンナ様がインドで撮ってきた、おそらくワカケホンセイインコの写真です。

インドのホンセイインコ

インドのホンセイインコ

インドのホンセイインコ

ワカケホンセイインコは今では日本でもチラホラと野生化している鳥ですが、こちらは正真正銘、撮影地インドです(笑)。

ちなみにコチラはインドで買ってきた、緑の鳥の置物(苦笑)。

ワカケホンセイなのか、ダルマインコなのか・・・わかりませんが、それっぽい見た目です。

インドマトリョーシカとパチリ。

インドのマトリョーシカと鳥の置物

というわけで、極楽浄土にいると言われているオウムは、じつはホンセイインコなんじゃないか説!

ただのしーさんの仮説ですので、あしからず・・・。

※参考サイト:「1から分かる親鸞聖人と浄土真宗」(https://1kara.tulip-k.jp/)

まとめ

今回は極楽浄土に鳥がいるって本当?どんな鳥?というお話でした。

極楽浄土にはオウムがいるということでしたが、じつはホンセイインコなんじゃないかなーって私は思っています。

極楽浄土に行ったら、ホンセイインコが人語で法を説いているかもしれませんねー!

ちょっとワクワク・・・。

仏様の世界にインコがいるってすごい!実はとっても尊い生き物だって知っときんチャイ!

この記事と合わせて読みたい!

LINEで送る
Pocket

新着記事をLINEでお届け

LINEで読者になる

トーク画面からかんたん検索!
LINEボットアカウント「おしゃべり赤ヘルインコ」

LINEで読者になる

赤ヘルインコをSNSでフォロー!

Instagram


Twitter


2件のフィードバック

  1. ミチコさん より:

    お久しぶりです🤗

    一昨年、母が極楽浄土へ旅立ったので、先住インコたちと一緒にいるのかなー…なんて思いながら読みました。

    幼い頃、お寺の天井に描かれていた絵を思い出しましたが…何が描かれていたのか思い出せませんでした😅

    • シーサン より:

      ミチコさん様

      コメントありがとうございます!
      自分もあまり詳しくなく、宗派によるかもしれませんが、お寺の天井に今回紹介した「浄土の鳥」が描かれているところもありました。
      売店で「浄土の鳥」グッズ的な物を売ってるところもあるようで・・・行ってみたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください