若いウロコインコの噛みグセにうんざりしている方へ
ウロコインコを飼い始めて、正直、その生態に辟易したのが、噛みグセです。
ウロコインコはよく物をガジガジとかじる鳥です。それはもう、「噛むのがお仕事」ってくらい。
もちろん個体差はあると思いますよ。中には全然噛みグセなんか無いわ~ってウロコさんもいるかもしれませんが、きっと少数だと思います。
でね、飼い主の手も遠慮なく噛んでくるわけですよ。気持ち良さそうにガブガブと・・・。
攻撃しようとして噛んでくる訳ではないのは分かるんです。いわゆる甘噛みってやつです。
その甘噛みが・・・甘くない。普通に痛くて不愉快。
我が家のウロコインコのチャイの噛みグセが出始めた時期は、生後3か月頃でした。
ちょっと可愛がろうと手を出せばガブガブ~ガブガブ~と。あまりにもガブガブやられるので「ガブ子」とあだ名をつけていたくらい。
噛みグセがひどすぎて、正直ウロコインコを飼い始めたことを後悔したこともあります。
犬のように懐くなんて言われてて、ベタベタ触らせてくれてニギコロなんてやらせてくれるイメージで飼い始めたウロコインコなのに、全然触らせてくれないし、めっちゃ噛まれるし・・・。すごく飼いにくい鳥じゃん、ウロコインコって!!って、思いました。
こーやって、ベタベタ触って可愛がりたくて飼ったのに・・・全然やらせてくれないの。
生後3か月頃から噛みグセが出てきて、1歳になっても相変わらずガブガブと噛んでくることが多かった我が家のチャイさん。
このガブガブは一体いつまで続くんだろう・・・もうずっと変わることなく、うちのウロコインコは一生このままなんだろうか・・・。
って、思ったりしました。
でもね、2歳になる頃。そんな態度がだーーーいぶ変わってきたんです。
もしかしたら、ウロコインコを飼い始めてまだ数か月の方が、同じようにガブガブやられて悩んでいるかもしれない。一体この噛みグセはいつまで続くの?もうずっとこのままなの?飼わなきゃよかった!って思っている方がいるかもしれない。
そんな方に、是非知って欲しい。我が家のウロコインコは2歳前後にガラリと変わりました。
もしかしたら、あなたのガブガブウロコちゃんも、2歳までどうにかやり過ごせば、変わるかもしれません。
どんな風に変わったか?紹介したいと思います。
2歳がウロコインコの噛みグセ期の境目か?
前述の通り、ウロコインコは噛みグセが出やすいインコです。
かつて購入したアメリカのインコ雑誌にも、「ウロコインコの噛みグセ期」のような記事が掲載されていました。どんな内容だったかはコチラをご参照ください。
インコ雑誌の記事にもなるくらいですから、やっぱりウロコインコって噛みグセが出やすいんです。そして、それには時期がある、と。
その雑誌記事には、「成長とともに噛みグセ期を次第に脱していきます」と書かれていました。
我が家の場合、生後約3か月~1歳の間は、噛みグセ期を脱する気配すらなく・・・「本当に時期が来たら収まるのかよ」って半信半疑でした。
てか、その時期っていつなんだよ?!いつまで我慢してればガブ子じゃなくなるんだ?!って思ってました。
それが、ようやく2歳になる頃。
だんだんと、手でふんわり握らせてくれるようになってきたんです。
今までだったら、握ろうとした手をとにかくガブガブ~と噛んできたのですが、噛まずに大人しく握られるようになってきたのです。
こうやって、軽く握られている状態が心地よいような態度に変わってきました。
「あれ?なんかいい子だな。あんまり噛まなくなってきたな」と。その頃からニギコロもぐんぐんとレベルアップしていきました。
それまでも、手を噛まれたら引っ込める、あまりにもひどい時はケージに戻す、という行為を普段の放鳥時に行っていたのですが、2歳になる頃には、噛まれて手を引っ込めると、「あれ?もしかして噛んじゃいけなかったのかな?」といような表情をするようになったんです。
インコって無表情で何を考えているか分からないなんて言われますが、ずっと飼っていると、何となく分かるもんなんです。「あれ?いけないことなの?」って、こちらの顔色を伺うような感じで見てくるんです。
そうすると次第に、「この差し出された手には噛まずに大人しく乗ればいいのかな・・・?」って、まさにウロコインコが自分で考えて判断して、行動するような感じに変わってきたんです。
このように「善悪を考えて行動に反映する」ということが出来るようになるには、ある程度精神年齢が高くなってこないと難しいもんです。
その境目が2歳くらいなんじゃないかな~と、我が家のウロコインコの行動を見てて思いました。
ですから、まだ生後数か月~1歳くらいのウロコインコを飼っていて、言うこと聞かない!めっちゃ噛む!大人しく触らせてくれない!とお悩みの方々。
その行動は、もう少し・・・もう少し成長するのを待ったら、ガラリと変わるかもしれません。
今となっては、こんなにベタベタ触らせてくれるウロコインコって、なんて可愛いんだ!飼ってよかった!って思っています。
まとめ
今回は、ウロコインコの噛みグセは2歳を境に変わるかもしれないというお話でした。
我が家のウロコインコのチャイが、それまではずっとガブガブと噛みグセがひどかったのに、2歳前後に態度にかなりの変化が出てきたからです。
こういった態度の変化にはやはり心の成長が必要で、精神年齢がある程度上がってこないと難しいんですね。
噛みグセがひどくて困っていたら、もうちょっと成長したら直るかもって知っときんチャイ!
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