我が家のセキセイインコのメガバクテリア(AGY)症治療通院記

メガバクテリア症再発(?)

我が家のセキセイインコのレイちゃんですが、実はつい先日まで通院、投薬をしていました。理由はメガバクテリア(AGY)症の治療です。

ちょっと体調を崩したというか、なんだか様子がいつもと違うなという感じがしたので、ひどくなる前に一度診てもらおうと病院に連れて行きました。

レイちゃんはもうすぐ7歳になるオスのセキセイインコです。当ブログで以前記事にしたインコの寿命リストによるとセキセイインコの平均寿命は約7~10年

もしやそろそろ寿命なのか?そこそこいい年齢になっているのは分かりますが、普段の様子を見ている限り、まだ老いているような感じはしません。

レイちゃんは挿し餌の雛の時にお迎えしたのですが、実はお迎え直後に病院で診てもらった際にフンからメガバクテリアが検出されてました。

その時の病院では、メガバクテリアの量が少ないし、まだ雛で若いから自力で体外に排出するかもしれないとのことで、後日の検査でメガバクテリアが見つからなかったこともあり、投薬は見送られました。(この件の詳細は後述します。)

それが1歳未満の話です。

その後6年間で、実は2度ほど体調が悪いかな?元気が無いかな?という状態のことがありました。

その度に保温をして様子を見ていたのですが、翌日にはいつもと変わらず元気になっていたため病院には連れて行っていなかったのですが、「もしかしてメガバクテリアがまだ体内にいて、体力が落ちた時に悪さしてんじゃないかな。」という気はしていました。

そこに来て今回の体調不良です。といっても今回は明らかに具合が悪そうというわけではありませんでした。感じとしては「なんかいつもと違う・・・ちょっと変じゃない?」みたいな感じです。その時の様子についてはコチラで紹介しています。

もうすぐ7歳だし、年も年なんだけど、やっぱりまだまだ元気で生きて欲しい。それにずっと引っかかってたメガバクテリアのことがあるので、病院に連れて行くのに辛くない程度の体力があるうちに一度診てもらおう、と。

そこで検査してもらったら、やっぱり出たんですよメガバクテリアが。

という訳で今回はその時の通院、検査や投薬治療の過程を詳しく紹介します。

メガバクテリアは出たらとにかく叩く!が基本だった

まずメガバクテリアって何?って話なんですが、簡単に言うと胃に生息する真菌(カビ)の一種です。人間のケースで例えるならピロリ菌みたいなものらしいです。

胃に生息し、感染している個体は必ず同じ症状が出る訳ではなく、無症状のものもいれば急に悪化するものもいます。発症や症状は個体のコンディションによると言えます。

メガバクテリアについてのその他の詳しい情報はコチラの記事をご参照ください。

今回レイちゃんの様子がおかしくて、とある病院に電話をしました。昔レイちゃんが一度検査をしてもらった、6年前とは違う病院です。

6年前の病院は、どちらかと言うと犬猫メインですが多少のエキゾチックアニマルも診れますよ、という感じの病院だったんです。

今回の病院はそれとは反対に、鳥専門ではありませんが、犬猫は診ません。エキゾチックアニマル専門の病院です。

電話の時点で症状を詳しく聞かれ、ありのままを説明しました。若干元気がないこと、膨らんでいることが多いこと。また、雛の時にメガバクテリアが検出されたが投薬治療はしていないこと、その為またメガバクテリアが悪さしてるんじゃないかという気がしていることなどです。

すると、その病院では診れるのが最短でその日の夕方になってしまうので、もしそれまでにもっと早く診てくれるところがあればそちらに行ってください。と言われました。

「え?今日の夕方(今日中)に診てくれるんなら、全然大丈夫じゃね?」と思いましたが、メガバクテリア症って、急性型ってのがあって、急に症状が悪化して12~24時間以内に死亡することもあるようです。それを心配してのことだったのだと思います。

とりあえずレイちゃんの場合は幸いそこまで具合が悪い感じでもなかったので、夕方にその病院に連れて行って診てもらいました。

触診などの所見では、目やくちばしなどを見る限りは元気。

体つきも痩せているということはなく、むしろむっちりしているとのこと。ちなみにこの時の体重は34gでした。だいぶ前に量った時は40gくらいありました、と言ったら、ちょっと太めかもね~、と。なんとレイちゃんはちょいデブ中年オヤジだったのか?!

換羽でだいぶ羽が生え換わっているので、相当体力を使っていたかもしれませんね、と。

そしてメガバクテリアの有無と腸内環境を検査するためにフンの検査をしました。

そこでやはりメガバクテリアが見つかりました。

ただし、たくさんはおらず、なかなか見つからなかったそうです。それでもやはり、居るものは居るので、投薬治療となりました。

ちなみに、雛の時に一度メガバクテリアが見つかったのだけど、そこの病院では自然に排出されるかもしれないと言われましたが、どうなんでしょう?と聞いてみたところ、「いやいやそれはない。」と言われました。

メガバクテリアは、頭を出して来たらその時にとにかく徹底的に叩く!これが基本ですね、と。また、フンの検査で見つからなくても、しつこく胃に隠れていることもあるので、治療後もできれば定期的に検査をした方がいいですよ、と言われました。

つまり、雛の時にメガバクテリアが見つかった時点で投薬治療をしておけば良かったんですよね。これまでに何度か体調が悪くなったのも、体力が落ちた時にメガバクテリアが悪さしていたんだと思うと、ちょっと可愛そうなことしてしまったなと反省です。

やっぱり鳥を診てもらうなら、鳥をバッチリ診てくれるところがオススメですね。犬猫メインのたまに小鳥だと、こういったこともあるという事です。

という訳で今回出された薬は、直接飲ませる薬と、飲み水に混ぜる薬の2種です。

コチラが直接飲ませる薬。中身はメガバクテリア退治の真菌剤と胃薬のようです。

これを2滴ほどお皿か何かに落として、スポイトや小さな注射器等で吸い取ります。

薬の容器から直接与えてもいいのですが、容器にくちばしなどが触れてしまうと雑菌の繁殖などにより、容器内の薬が全部ダメになってしまうこともあるので、それを防止するためにポイトや注射器を使った方がいいそうです。

そして鳥さんをつかんで、

くちばしに薬をピチョっと落とします。

鳥の上手な保定の仕方を知っておくと、こういう時に役に立ちます。こちらの記事で紹介しているのでご参照ください。

お薬をくちばしの横につけると、鳥さんがくちばしをパクパクさせた時に自然に口の中に入ります。

これを1日2回与えます。

もう一つの薬は飲み水に混ぜる薬です。中身は胃腸の調子を整える薬、と言っていたので、整腸剤のようなものでしょうか。

普段の飲み水に、決まった量を混ぜて与えます。

これらの薬を与えても良くならないようならすぐに来てください、その時はもしかしたら注射をしないといけないかもしれない、と言われました。

症状が回復し元気な様なら、薬を続けて、一週間後にまた診せてください、と。

レイちゃんの場合は、投薬開始後、いたって普通のいつものレイちゃんに戻っていたので、一週間後にもう一度病院へ行きました。

治療開始から一週間後の再診

一週間後の再診時には、問診と触診のみで、フンの検査はありませんでした。

体重を測ると、1週間前よりなんと3gも増えている

この小さい体で、1週間で3gってどうなのよ?と思いましたが、体調が良くなってドカ食いしたのかな?って。まあ元気な証拠のようです。

メガバクテリアの薬は大体1か月くらいは続けた方がいいです、とのことで、また同じ薬をもらって、薬が無くなる頃にまた診せてください、と。

投薬継続です。

この頃にはだいぶ投薬をする方もされる方も慣れてきて、いちいち手でつかまずにケージの外からこんな風に与えることで済ませていました。

ちょっと怒りながらもつつくことで、勝手に飲んでくれています(苦笑)。

投薬の度に手でつかまれるのも、インコ側も嫌でしょうし、このやり方のほうがお互いストレス無く投薬できて良かったです。

初診から約1か月後、メガバクが消えた

もらった薬がなくなったので再診。初診からおよそ1か月が経ちました。

今回も体重測定と触診、そしてフンの検査です。

所見は相変わらず良好のむっちり中年オヤジのレイちゃんでした。

そして気になるフンの検査では、

めでたくメガバクテリアは見つからず、直接飲ませる薬は終了となりました。(水に混ぜる方はまだ残っているので、それは継続です。)

いやー良かった良かった。特に悪化もせず、こじれることもなく、メガバクテリアの治療はひとまず終わりました。

ただし、前述の通り、メガバクテリアはフンの検査で見つからなくても、しつこく胃の中に隠れていることもあるということなので、一応水に混ぜる薬が無くなったら一度検査に来た方がいいですね、ということでした。

セキセイインコのメガバクテリアの治療はこんな感じでしたという、我が家のケースのお話でした。

まとめ

今回は我が家のセキセイインコのメガバクテリア症の通院、治療のお話でした。

メガバクテリアは見つけたらすぐに治療、が望ましいようです。勝手にいなくなるというのは、分かりませんが恐らくないのだと思います。

今回のことで思ったことは、

・連れて行くなら、やっぱり鳥を専門に診てくれる病院の方がいい。
・あからさまに具合が悪くなくても、なんだか様子がおかしいなという飼い主の勘は結構当てになる。

こんな感じですね。

キャリーケージに入れて病院に連れて行くこと自体、鳥さんにとってはドキドキで、ストレスになって余計に体力使いそうですし、ほんのちょっと様子がおかしいかな?気のせいかな?程度の時に連れて行ってあげる方がいいかな、と思いました。

あくまでも我が家のケースだけど、メガバクテリア治療の参考にしてみんチャイ!

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3件のフィードバック

  1. まめの飼い主miyuki より:

    シーサン、こんにちは!!

    メガバクテリア…。良く耳にする病気ですが、実際どんな症状、どんな状態になるのかがいまいち分かりません…。
    レイちゃんはいつもと違うと感じられたそうですが、具体的にどう違っていましたか?
    うちの近くには鳥専門病院はありません。
    犬猫と一緒に診てもらう程度なのでちょっと不安です(お迎え時の健康診断はしてもらいましたので大丈夫でしょうか…)

    レイちゃん、元気になって本当に良かったですね(o^∀^o)

    • シーサン より:

      まめの飼い主miyuki様

      コメントありがとうございます!
      我が家のレイの「いつもとちょっと違う感じ」は、今回の記事で詳しく書くと長くなってしまうので、後日別記事にて紹介しようと思っていました。
      「もしかして具合が悪いのかな」と分かりやすかったのは、膨らんでいておとなしいことでした。(その他諸々は別記事で紹介しますね)
      というのもメガバクテリアは絶対こんな症状、というのはなかなか判断が難しいです。記事内でも書いたように、症状の出方が個体の体力や免疫力によるからです。
      しかしながら胃に住みつく菌なので、食欲不振や嘔吐、軟便や黒っぽい便、痩せていく、など消化器系の症状が主です。
      鳥専門病院はなかなか無いですよね・・・。犬猫、鳥も診ますという総合病院でも、医師の技量によると思うので一概に良くないとは言えないですよね。
      飼い主が前知識をある程度もっていれば、「メガバクテリアが見つかったのなら薬を出してください」と言えると思うので、それだけでもだいぶ違うと思います。

  2. まめの飼い主miyuki より:

    個体によって症状が違うんですね…
    いつもの元気な状態をしっかり把握してないとダメですね!!
    シーサンの情報、初心者の私には為になります。
    次回の投稿を楽しみにしています(^^)/

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