インコの吐き戻しって何?普通なの?異常なの?

「吐き戻し」って何?

我が家でウロコインコのチャイを飼い始めて2年ほど経った頃のこと。さし餌の雛の時にお迎えしたので、つまり2歳ってことです。

なんかね、急にくちばし開けて頭を上下にフリフリして、「オエオエオエッ」ってやりだした。

どんな動作かというと、こんな感じ。

てか、お嬢さん・・・顔が怖い。

んー?発情?吐き戻し?とは思ったのですが、なんせウロコインコの吐き戻しの様を見たことがなかったので、念のためお世話になってるブリーダーさんに確認してみたところ、やっぱり吐き戻しの動作とのこと。

ここで「吐き戻し」とは何ぞや?とお思いの方の為に、簡単に説明させて頂きますと・・・

一度食べた餌をわざと「吐いて戻す」から「吐き戻し」です。(・・・簡単すぎて説明になってない?)

何のためにそんなことするのかというと、まず第一の目的は雛にご飯をあげるためです。

産まれたばかりの雛は自分で餌を食べれませんし、固い餌も食べれません。親鳥がいったん食べて、ある程度まで柔らかくした状態のものを雛に与えるって訳です。

そして第二の目的は大好きな異性(メス)にご飯をプレゼントするためです。

これをするのはオスがほとんどですが、メスに対する求愛行動ですね。

なんで吐き戻しでご飯をあげるのが求愛行動になるのかっていうと・・・多分ですよ、勝手な想像ですが、シーサンが子供の頃に飼っていたセキセイインコのつがいが卵を産んだ時のこと。巣箱で卵を温めているメスに、オスがせっせと吐き戻しで餌を運んでいました。まぁつまり、繁殖~子育てには吐き戻しという行為が大きく関わってくるわけで、発情して繁殖をしたいオスは、メスに吐き戻しをしてアピール&繁殖行為をけしかけてるんじゃないかな~と思います。「俺は繁殖したくてたまらないぜっ!」って。

で、我が家のウロコインコのチャイの吐き戻しの話に戻りますが、チャイはメスです。

インコのオスは求愛行動で吐き戻しするのは知ってましたが、メスでも発情で吐き戻しってするんですかね?とブリーダーさんに聞いてみたら、まぁしますよ。とのこと。この場合は「雛に餌をあげる練習」というか、「雛に餌あげたくてたまらない!」つまり繁殖したくてたまらないってことです。

性的に成熟して、発情期を迎えたインコはこんな風に吐き戻しをすることがよくあります。オスの方が断然多いです。

では実際に我が家のセキセイインコのレイちゃん(オス)の吐き戻し行動を例に、もうちょっと詳しく吐き戻しについて考えてみましょう。

実際にレイちゃんが吐き戻しした餌の写真が出てきますので、そんなの見たくないよという方はここでさようならです。

どんな感じか確認しておきたい!という方、はりきってGO!

吐き戻しの「正常」「異常」の目安って?

我が家のセキセイインコのレイちゃん(オス)は、4~5歳くらいからケージの中に吐き戻しをするようになりました。

ちなみにこのオスの発情による吐き戻しは、実際のメスインコがいなくてもやります。

発情対象はインコそれぞれ・・・おもちゃとか、鈴とか人間の爪とか止まり木の端っことか、鏡に映った自分とか。

つまり、メスとメスのくちばしの感触を思い起こさせる物が対象になる確率が高いってことですかね。

我が家のレイちゃんの場合は、2歳頃は発情しても実際に「吐き戻す」ことはしていませんでした。人の頭の上でお尻フリフリしたり、おもちゃに対してフリフリしたりはしてました。

お尻フリフリってどんな?って方の為に、コチラです。

これは交尾の動作で、セキセイインコの場合はオスがメスの背中に乗って、お尻とお尻をこすり合わせて行います。従って、発情したメスの場合は、「どうぞ背中に乗ってくださいまし」といったポーズを取ります。しゃちほこポーズって呼ばれたりしてます。

でね、レイちゃん、お尻は振るけど吐き戻しはしないな~なんて思っていたのですが、5歳くらいからやり出しました。

どうも菜差しの底部分とか、その辺りに発情しているようで(・・・なんか切ない)、ある時からケージに吐き戻しエリアが出来ていた。

では、実際の吐き戻しの餌の状態を写真で確認してみましょう。

見たくない方はここでさようならです。>>赤ヘルインコトップページへGO

見ておきたい方は進みましょう。

あ、ちなみに我が家の餌はシードなので、ペレットの方はすいませんが参考程度でお願いします。

はい、写真はコチラ。

汚くてスイマセン・・・でも実際これなんです。

どうですか?色あせた、ふやけた餌って感じですね。

こんなのもらって、メスはときめくんでしょうか・・・

こういうのがあったら、吐き戻しによるものだと思ってください。そして、そのままにしておくと菌が繁殖したり臭ったりで衛生的によくないので、きれいにしてあげましょう。

初めてこんなの見たら、具合が悪くて気持ち悪くて吐いたのかと思ってしまうかもしれませんが、ただの吐き戻しなら心配いりません。

じゃあ、「大丈夫な吐き戻し」と、「具合が悪い嘔吐」の違いはどうやって見極めるのか、ポイントを紹介しますと・・・

一番違うのは頭の振り方です。

吐き戻しの場合は頭を上下に振ります。冒頭で紹介したウロコインコの動画みたいな感じです。いかにも「はい、今から吐き戻しますよ~オェオェオェ」って感じの動きです。

具合が悪くて嘔吐の場合は、頭を横にブルブルっと降ります。その為、色んな所に吐しゃ物が飛び散ります。

吐く瞬間の頭の動きを確認出来なかった場合は、吐しゃ物の状態を確認してください。

先ほどの写真のように、一か所にまとまってボヘェ~と吐かれているのは「吐き戻し」による可能性が大です。

嘔吐の場合は、頭を横に振りながら吐き散らかすため、インコの頭や顔にも飛び散っていることがあります。

つまり、飛び散った吐しゃ物の場合は具合が悪くて吐いているので、病院に行った方がいいです。

吐き戻しは病院に行かなくて大丈夫です。

大丈夫なんですが、吐き戻しって発情によるものなので、あまりにも年がら年中やっているようだったら発情過多なんです。

よく発情させないように・・・発情させてはいかん!って書いてあるのを見かけますが、繁殖は動物の本能であり、生存の目的でもあるので、その欲求はどうしたって抑えるのが難しいんです。

野生のインコ達の繁殖シーズンは春と秋なので、それに合わせて年に2回ほどの発情シーズンがやってくるのは、当たり前で普通のことなんです。

なので個人的には、その程度の発情頻度ならまぁいいかなと思っています。だってお年頃の子に性欲抑えろ抑えろ~って、本能に逆らうようなことはまず無理ですよ。

ただね、さっきも言ったように、それが一年中ずっとってなると、問題なんですね。

年中大事なところがギンギンな状態だと(えげつない言い方でスイマセン)、稼働し過ぎってことで負担がかかって、後々に病気になったりするんです。

そんな訳でナチュラルな発情以外はなるべく抑えてあげましょうってことです。

発情を誘発する要因はいくつかありますが、基本的には、過ごしやすくてメリハリがなくて暇で栄養豊富な状態がずっと続いていることが原因です。

あまりにも吐き戻しがひどいようなら、発情を抑えるようにしてみてください。

まとめ

今回はインコの吐き戻しについて、その目的と正常、異常の見分け方についての紹介でした。

吐き戻しの餌の状態は、あくまでも我が家のセキセイインコの物なので、個体差があると思います。参考程度にしてください。

吐き戻しというものはどんなものなのか、知っていただけたら幸いです。

吐き戻しは年頃インコの習性だよって知っときんチャイ!

この記事と合わせて読みたい!

LINEで送る
Pocket

新着記事をLINEでお届け

LINEで読者になる

トーク画面からかんたん検索!
LINEボットアカウント「おしゃべり赤ヘルインコ」

LINEで読者になる

赤ヘルインコをSNSでフォロー!

Instagram


Twitter


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください