オカメインコの止まり木がボロボロに・・・
我が家のオカメインコの丸くんは生後およそ半年です。
お迎え時に新たにケージを購入しましたが、そのケージは「HOEI(ホ―エイ) 35手のり」です。詳しくはコチラで紹介しています。
このケージにはT字型の止まり木が付属でついていて、我が家では全面の扉部分に取り付けて使用しています。
こんな風に。
丸くんお迎えに合わせて購入したので、使用期間もおよそ半年ほど・・・ということになります。
で、先ほどの止まり木。
半年後の状態がコチラ。
・・・ボッロボロですね。
根元が細くなっちゃって、もう少ししたらボロッと落ちてしまいそうです。
日常、よくこの止まり木をガジガジとかじっていてるんですねぇ。
聞けば、同じように止まり木をかじって破壊してしまうオカメインコさん、結構いるそうです。
なぜ、毎日毎日お仕事のように木をかじるのでしょうか。
実はこの「物をかじる」という行為はインコにとって、とってもとっても大事な行為なんです。
それでは、インコはなぜそんなにも木をよくかじるのか?イッテミヨー!
かじるのは、くちばしを正常に保つため
毎日毎日、木のような硬いものをかじるのにはちゃんと理由があります。
実はインコのくちばしは、伸び続けています。
少しづつ伸びている様はコチラの記事で紹介していますが、
インコはくちばしを使って、硬い種子を割って食べます。人間は歯を使って硬いものをかみ砕きますが、人間の歯は成長過程で永久歯に生え変わったら、もう生えたり伸びたりしません。トラブルで歯を失ったら、入れ歯や差し歯になりますね。
インコの場合は、トラブルでくちばしが折れる、欠けるなんてことになると、食事ができなくなり命にかかわる為、進化の過程でくちばしも爪と同様に伸び続ける仕組みになりました。実はウサギも似たようなもので、伸び続ける歯があります。
で、この伸び続けるくちばしですが、日常適度に硬いものをかじっていないと、伸びすぎてしまいます。
野生下のインコではまず無いでしょうが、人間の飼育下ではその環境によってくちばしが異常に伸びてしまうことがあります。
身近に適度にかじれる物が無かったり、はたまた内臓疾患でもくちばしが伸びすぎるという症状が表れることがあります。
そうなってしまったら獣医さんにカットしてもらわなければなりませんが・・・通常、くちばしのメンテナンスに適したかじれる物があって、栄養状態に問題が無ければ伸び過ぎちゃって困る、ということにはなりません。
そんな訳でこのボロボロにかじられた止まり木。
これはオカメインコの丸くんが、常日頃のくちばしのメンテナンスのためにガジガジした跡だったんですね。
我々人間が歯磨きをしたり、爪を切ったりするのと同じです。やらない人は居ないでしょ?
くちばしのメンテナンスの為にかじるのは、止まり木じゃなくても全然構いません。
ホームセンターに売っている安い小さな木材でも全然大丈夫ですし、その辺に落ちている枝でも、煮沸消毒してしっかり乾かせばかじらせても大丈夫です。
ただ、どうしてもこの形状じゃないと喜んでかじってくれない!といったインコの好みはあると思います・・・。
インコさんの好みを伺いながら(?!)思う存分かじらせてあげてください。
まとめ
今回は止まり木をボロボロにかじられたので、なんでインコはそんなにせっせと木をかじるのか、ということについてのお話でした。
インコにとって、やっぱりかじるのは仕事みたいなものなんですね。
やらないと不具合が出てしまうので、思う存分かじる事ができる環境を作ってあげましょう。
ちなみに後日、手持ちの止まり木を素人加工してT字止まり木を新調しました。
インコは物をかじってなんぼ!また止まり木買わなきゃ・・・勿体ないなんて思わんときんチャイ!
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