小鳥がアロマやテフロンに弱い理由は優れた呼吸器のせい!?

ウロコインコとオカメインコ

鳥は呼吸器系の病気になりやすい?

私たち人間が日常生活で何気なく使っている物の中には、小鳥にとって危険物となるものが意外とたくさんあります。

当ブログでもこれまでいくつかの危険物を紹介してきました。
>>インコの毒物ページはコチラ

それら毒物の中に、テフロンフライパンや防水スプレー、アロマディフューザーなんかがあります。

どうしてそれらが鳥にとっては危険なのかというと・・・

・テフロンフライパンは、空焚き等で高温で熱し続けると表面のフッ素樹脂から有毒ガスが発生。

・防水スプレーは、撥水成分として含まれているフッ素樹脂が空気中に舞います。

・アロマディフューザーは、毒物となり得る精油の原液が霧状になって空気中に舞います。

どれも有毒な物質が空気中に舞い、それを吸い込むことで中毒症状を引き起こします。

人間にとっては何の影響もない微量でも、鳥には致死量となることがあります。

人間と比べて小鳥は体がはるかに小さいので、微量でも・・・というのには納得なのですが、毒物を吸い込んでから、体内に回って発症する時間もとても早く、ほとんどの場合、病院に連れていく時間もなく命を落としてしまいます。

なぜ、吸い込んだ毒物がそんなにすぐ体内に吸収されてしまうのか。

そこには、鳥の体のサイズに加えて呼吸器の仕組みが関係しているように思います。

簡単に、鳥の呼吸器がどんな風になっているのか調べてみました。

それでは、鳥の呼吸器ってこんな感じだ!イッテミヨー!

鳥の呼吸器はとても複雑で優れている

鳥は言うまでもなく、我々人間と同じように呼吸をしています。

吸って、吐いて、吸って、吐いて・・・と、空気中にある酸素を体に取り入れ、二酸化炭素を吐き出します。

そんなことは分かっとるわい!という感じでしょうが、鳥さんはこの呼吸によって、人間よりもより効率良く酸素を取り入れなければならないのです。

その理由は、空を飛ぶためです。

空を飛ぶのにはたくさんのエネルギーが必要になります。特に高所を飛ぶ鳥は、酸素濃度の低い所でそのエネルギーが必要な「飛行」という運動をするのですから、一回の呼吸で大量の酸素を体に取り入れる必要があるという訳です。

それゆえ、鳥の呼吸器はとても複雑な構造をしていて、吸うときも吐くときも効率よく酸素を体に取り入れることができる仕組みになっています。

酸素を取り込む能力はとても優れているのですが、その反面、空気中の毒物にはとっても無防備になってしまうのです。

つまり、「鳥は呼吸器が弱い」とか「呼吸器系の病気になりやすい」というのはちょっと間違いで、「優れた呼吸器ゆえに空気中の毒素に影響されやすい」ということなんですね。

この特性を逆手に取って利用されていたのが、「毒ガス検知器として使われていたカナリア」です。

かつてカナリアは炭鉱で、有毒ガスの検知器として使われていました。

カナリアは人間よりも早く空気中の有毒ガスの影響を受けて、あからさまに弱っていく為です。

もちろん今ではそんな使われ方はしていませんが、それほど鳥は空気中の有害物質の影響を受けやすいということなんですね。

寒くなってくると、窓も締め切り、部屋の中の空気が滞りがちです。

インコの居る部屋は、目に見えない空気にも気を使ってあげてください。

まとめ

今回はなぜテフロンやアロマなどが小鳥にとって危険なのか、空気中の有毒物質による事故についてのお話でした。

小鳥は呼吸器がとても優れているため、人間には全く影響ない程度のものでも致命傷になってしまうことがあります。

目に見えないものなので無意識に使いがちですが、空気中に舞ってしまいそうなものは、むやみに小鳥のいる部屋では使用しないなど、危険性を認識しておくことが大事だと思います。

インコは空気にとっても敏感だよ!色んなものに気を付けてあげんチャイ!

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