餌の皮むきが超エキスパート級なインコ
我が家ではインコ達に皮付きシード餌を与えています。
毎日美味しそうに食べています。一粒ずつくちばしでくわえてポリポリ・・・と種の皮を剥きながら。
どんな餌をあげてるの?というのはコチラの記事をご参照ください。
毎日毎日、当たり前過ぎて何とも思わないこの光景ですが、よく考えるとめちゃくちゃ器用に皮を剥いてますね。
器用に剥くし、スピードも速いです。皮むき一粒〇円なんて内職だったらかなり効率よく稼げそう・・・。
そんなアホな妄想はさておき、なんでこんなに上手に素早く餌の皮を剥くことが出来るのでしょうか?
人間が手や口でぶどうの皮を剥くのだって、あんなに早くは出来ないですよ・・・。
実はこの高速皮むきを可能にする秘密が、インコのくちばしの中に隠されているんです。
それは一体どんな秘密なのか?!
くちばしの中が洗濯板?!
インコがなぜあんなに器用に素早く餌の皮を剥くことができるのか。
実はインコのくちばしの中には洗濯板のような溝があるんです。
場所はどこかと言うと、上のくちばしの裏側です。
そこに洗濯板のような溝というか、細い横スジがついていて、餌が引っかかるようになっているんです。
実際に写真を・・・と思ってちょっと頑張ったのですが、
スイマセン・・・上手く撮れませんでした(T_T)
でも、大体ここら辺にあります。
ここにある洗濯板状の溝に餌を引っ掛けて、下くちばしでパリっと皮を剥くんです。
餌の皮剥きの他にも、下くちばしをこの溝でギョリギョリと研いで整えたりします。
よく眠い時にやってますよね、くちばしをギョリ・・・ギョリ・・・って。あれはくちばしのメンテナンスです。
シーサンがこの「くちばし洗濯板」に気が付いたのは、ウロコインコのチャイを飼い始めてからです。
ウロコインコの場合は、ニギコロという体勢の時にカキカキしてあげていると、「はぁ~気持ちええなぁ」ってくちばしをアオーンアオーンって開けるんですが、その時にしばしば上くちばしの裏側を見ることが出来ます。
セキセイインコ、オカメインコでは、まだ見たことがありません。
子供の頃にセキセイインコをずっと飼っていた時も、見えたことはありませんでした。
やっぱりコロンと仰向けになってくれないと、上のくちばしの裏側が見えるアングルって・・・なかなか難しいですよね。
ずっと斜め下からインコを眺めるなんて、まずありませんし。
そんな訳で、実際に見ることはちょっと難しいかもしれませんが、何かの拍子に見えることもあるかも。
チャンスがあったら愛鳥さんのくちばしの中、見てみてくださいね。
まとめ
今回はインコの上くちばしの裏側は、横に溝が数本入っていて、まるで洗濯板のようになっているというお話でした。
そこに餌を引っ掛けて、下くちばしで上手いこと割って皮を剥いているんです。
インコのくちばしって固いのに、物凄く器用に餌を食べたり物をかじったり出来るのは、「くちばし洗濯板」のおかげだったんですね。
歯医者さんみたいな体勢じゃないとなかなか見えないけど、チャンスがあったら見てみんチャイ!
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