インコの飼育病気・病院

インコ・小鳥の部屋でアロマディフューザーは厳禁!!危険です

この記事は約4分で読めます。

セキセイインコレインボー

スポンサーリンク

アロマディフューザーって?

皆さん、アロマディフューザーって知ってますか?
「そんなん、知っとるわい」という方がほとんどでしょうが・・・

アロマとはアロマセラピーの略で、リラクゼーションやストレス解消を目的とした、植物の精油を用いた療法ですね。
そしてディフューザーですが、diffuse(ディフューズ)は「拡散する;広める」という意味の動詞なので、diffuser(ディフューザー) は「拡散するもの」ということです。

従って、アロマディフューザーとは、「アロマ(精油)を拡散するもの」です。

最近では、加湿器にアロマディフューザー機能が付いたものがとても多いです。
ちなみに我が家でも、最近加湿器を買いまして、それにディフューザー機能がついていました。
精油を数滴たらして、加湿器をオンすると、部屋にパァァーーっと香りが広がるというワケです。

【エントリー&楽天カードでP10倍★本日23:59まで】 加湿器 送料無料 アロマ 卓上 オフィス おしゃれ 超音波加湿器 アロマ加湿器 タワー型 木目調 ウッド 大容量 エコ PRESSE

乾燥するこの時期は特に、インフルエンザも気になりますし、加湿器を使用するご家庭も多いと思います。
アロマディフューザー機能が付いてるし、アロマオイルもあるし、気分転換にちょっと使ってみようかな、と思う人も多いはず。

でも、ちょっと待って!お部屋にインコが居るなら、アロマディフューザーは厳禁、危険です。
シーサンも昔はよく、アロマを炊いたり、お香を炊いたりして、香りを楽しんでいましたが、インコを飼い始めてからは使っていません。

今回は、アロマディフューザーの危険性について確認してみましょう。

アロマは鳥にとって危険なの?

「アロマ インコ」で検索してみると、まず目に付く単語が「危険」というものです。
実際にインコのいる部屋でアロマディフューザーを使用したら、数羽いたインコがバタバタと落鳥したという恐ろしい体験談もいくつかありました。

以前アップした小鳥の中毒シリーズの「テフロンフライパン」や「防水スプレー」がありますが、部屋の空気中に、目には見えない毒性の物質が拡散して、それを吸って死に至るという点では同様のケースといえます。

なんとなくこれらのテフロン系が小鳥にとって危険なのは納得ですが、アロマは植物由来だから安全な気がするんだけど?
だって、リラックス効果や、その他の治療的に用いられているし・・・

今回、ちょっと調べてみたところによると、精油を水にたらしてろうそくやライトで熱して使用する場合と、アロマディフューザーでの精油の使用は原理が同じではないんですね。

どちらも部屋にアロマの香りが広がるのは同じですが、ろうそくやライトで熱した場合には精油が揮発します。
これに対してディフューザーの場合は、水と精油が超音波の振動によって作りだされた微粒子のミスト(霧)となって部屋中に広がる仕組みです。

精油の原液が小さな小さな粒になって、霧の中に混ざっているような感じでしょうか。
この粒を吸い込むということは、精油の原液が薄まることなくインコの体内に入るということです。

精油は人間に使用する場合でも、原液のまま使用することは避けてくださいと注意書きがされています。
微粒子なのでほんの少量ですが、インコにとってはこの少量が致死量となることは容易に想像がつきます。
インコの呼吸器機能は特殊で、そういった空気中の毒物の影響をすぐに受けてしまいます。

では、熱して使用する揮発式なら問題ないのでしょうか。
これに関しては、少量で短時間であれば問題ないという意見もあれば、それでも危険だという意見もありました。

精油の種類にしても、一概に全てが危険とは言えないかもしれません。
中には問題ないものもあるのかもしれませんが、大丈夫かそうでないか、自分の愛鳥さんで確かめるにはあまりにもリスクが高すぎます。

危険かもしれないものは、あえて使用しないのが基本だと思います。

まとめ

今回は、アロマディフューザーがインコには危険であるという内容でした。

冬の時期に大活躍の加湿器に、アロマディフューザー機能がついている物が多く、気分転換にちょっと使用してみたくなりますが、インコのいる部屋では絶対に使用しないで下さい。

人にはリラックス効果でも、インコの命に関わるよ!絶対に気をつけんチャイ!

この記事と合わせて読みたい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました