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危険!!防水スプレーはインコ・小鳥の部屋では厳禁!毒ですよ!!

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水浴びするウロコインコ

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防水スプレーの危険性について考える

これまで、インコ、小鳥にとって毒になり得る可能性のあるものをいくつかブログで紹介してきました。
どれも意外と生活に身近なものばかりで、知らずにうっかり使ってしまいそうなものばかり。

塗料アボカドフライパンなどのテフロン製品等々・・・

テフロンフライパンから鉄のフライパンに買い替えた時のお話にも、テフロンとインコについて紹介しているので参考にして下さい。

さて今回は、度々登場するテフロンと関係のある製品で、「防水スプレー」です。
梅雨時だけでなく、降雪やスキーにスノボと、冬の時期にも頻繁に使用する人はいると思います。

実はこの防水スプレーもインコにとっては大変危険です。
しっかり確認しておきましょう。

防水スプレーの成分って何?

きょとんとするウロコインコ
防水スプレーは、衣類や靴、かばん等を水濡れから守る為のもので、シューっとスプレーしておくと水を弾いて浸みこむのを防いでくれる便利なものです。
雨の時の身の回り品や、スキー、スノーボードのウェアや手袋に使用する人が多いと思います。

「あ、今日は雨が降ってるから、かばんやジャケットにスプレーしてから出かけよう」

・・・と、ちょっと待って!
もし部屋にインコがいるなら、そこでは使用禁止です。インコだけでなく、その他の小動物も注意が必要です。

防水スプレーの成分って何か知っていますか?
撥水成分として、フッ素樹脂が使われています。

先ほどちょっとお話した、テフロン加工のフライパン。こちらのテフロンもフッ素樹脂のことです。

防水スプレーには、このフッ素樹脂の粒子が含まれていて、シューっとスプレーするとこの粒子が飛び散ります。
インコの居る部屋でスプレーして、これをインコが吸い込んだら・・・とってもとっても危険です。

換気扇がついているから大丈夫!も危険です。
空気の流れによって、どこに飛んでいくか分かりませんし、なにしろインコはあんなに体が小さいので、ちょっとの量でもあっという間に致死量に・・・ということも十分考えられます。

大丈夫かも?ではなく、危険かも?です。疑わしきは、絶対にやらないで下さい。

実は人間にも中毒の危険が?!

防水スプレーですが、実はインコだけでなく、人間にも中毒の危険があるようです。
今回調べてみたところ、日本中毒情報センターというところに「防水スプレーを吸い込む事故に注意しましょう!」という内容で載っていました。

防水スプレーを室内で使用して吸い込んでしまい、呼吸困難や肺炎の症状を起こしてしまった、というものです。
中には成分がフッ素樹脂ではないスプレーでも、同様の中毒症状は起きたという例もあるようです。

また、屋外での使用も風向きによっては大量に吸いこんでしまう危険性もあります。
場所や成分に関わらず、スプレー使用の際には十分注意しましょう。

まとめ

今回は梅雨時や雪のシーズンに活躍する防水スプレーの危険性についてでした。

最近では、100円ショップで売られていたりすることもあり、手軽に手に入るので気軽に使ってしまうケースも多いと思います。
便利なものですが、その成分は中毒症状を引き起こすものが含まれています。

知らなかったで愛鳥を危険にさらすことのないよう、知識として知っておいてください。

インコだけじゃなく人間にも危険だよ。十分気をつけんチャイ!

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