小鳥の飼育に後ろ向きだった我が家のダンナ
シーサンの家には現在、2羽のインコがいます。セキセイインコのレイと、ウロコインコのチャイです。どちらも雛の頃から飼い始めた、我が家の大切な家族です。
そもそもセキセイインコを飼いたいと言い出したのは小学生の娘でした。子供たちがお小遣いを出し合って買ったので、セキセイインコの飼い主は(一応)子供たちです。
セキセイインコを飼うに至った経緯や、その他のすったもんだはコチラの記事をどうぞ。
上記の記事で「ペットを飼いたいときの家族の説得方法」を我が家のケースで軽く紹介しましたが、今回は説得された側の視点から書いてみたいと思います。
これを知れば、ペットの飼育に反対する家族の気持ちがちょっと分かって、より一層、説得しやすくなるはず?!
それでは、我が家で説得されたダンナの話、イッテミヨー!!
ペットを飼うには家族の同意が不可欠
インコに限らずですが、ペットを飼うには同居の家族の賛成、協力が不可欠です。1人でも家族が反対するようでは、それはきっとペットにとっても、飼う側にとってもストレスになります。
我が家では、娘1号がセキセイインコを飼いたいと言い出した時、シーサンは子供の頃にインコを飼っていた事があったので、「ほう、インコね、久々に可愛いかもね」と内心思っていました。
シーサン的には飼っても良いかなと。他の子達も概ね賛成でした。
しかし我が家には、このような事案には決まって良い顔をしない最大の難関となるダンナがいます。子供達にはゴリラと呼ばれ、恐れられています。
ゴリラといえども一家の大黒柱ですから、さすがに大黒柱の了承なくしてペットの飼育は不可能です。
ゴリラは子供の頃からこれまで色々な小動物を飼った事があるようですが、それらは虫、小魚、ザリガニなど、基本、野山で取ってくるような生き物ばかり。
ですが、それなりに生き物の飼育とはなんぞや、という心得はあるようでした。
そんなゴリラは、虫、小魚には知識がありますが、小鳥についてはまっっっったくの無知。普通に「インコ飼いたい」と切り出しても、了承の返事をする訳がありません。
そりゃーそうです。小鳥についての知識が無い、しかも興味もない人にとっては普通の反応だと思います。
餌代はいくら?カゴはどこに置く?世話は?旅行などの不在時は?くさい?うるさい?病気は?等々・・・
飼った事がない人にとっては、ただ面倒な事が増えるように聞こえます。
そこがポイントです。知らない人にとっては、自分の生活に面倒なことが起きるように聞こえて、ネガティブな感情が生まれます。
■餌代はいくら? = ただでさえお金が無いのに、さらにペットにお金がかかるんかい!
■カゴはどこに置く? = 部屋が狭くなるじゃねーか!
■世話は? = 毎日の世話が面倒なんじゃないのか?子供達がまともにやるとは思えない!
■旅行などの不在時は? = おちおち旅行も出来なくなるとか?!
■くさい?うるさい? = 日常生活に我慢し難いストレスが増える?!
■病気は? = ペットの病院なんて、お金がかかるだけ!
このネガティブ感情を払拭するべく、子供達は一生懸命、インコの飼育について調べ、ゴリラの説得にあたりました。説得というよりは、インコについてきちんと知ってもらって、それらの心配は解消できるということを理解してもらいました。
最終的にはインコの飼育を許可したゴリラ、もといダンナ。人生で初めてインコとの生活を経験して、考えが変わってきたようです。
飼ってみたら分かる事もいっぱい
色々とあって飼いはじめたインコですが、1羽から2羽に増えた今、ゴリラの心境にも変化が・・・。
「小鳥ってかわいいなぁ。こんなに人に懐くなんてなぁ・・・。」
などと、遠い目をしながらしみじみ語る始末・・・。どうやら、ゴリラの心に小鳥への愛情が芽生えたようです、ウホウホ。
しかも、「自分の鳥が欲しい、マイバードが欲しい!」と言い、本屋で先日買ってきた本が・・・
「オカメインコの飼い方」
・・・どうやらオカメが欲しくなり、少ないお小遣いをせっせこ貯めている様子。
最初は反対していたのに、なぜ、考えが180度変わったのでしょうか。それが小鳥の魅力ともいえます。
飼う前に懸念していたお金の問題や生活にストレスが・・・といった問題が、実際飼ってみるとほとんど問題にならないレベルだということが分かったようです。
それに、とっても人に懐いて愛嬌たっぷりの小鳥たちです。今となっては、すっかり小鳥たちを可愛がるゴリラ。
しかも自分のオカメを買おうとしている・・・
ゴリラ曰く、学生時代に小鳥を飼っておけば、女子が小鳥を見に遊びに来たりしてモテただろうな・・・
アホな事を言うな・・・。
まとめ
インコを飼うには家族の了承が不可欠ですが、いまいち賛成してくれない、素直に首を縦に振ってくれそうもない時は、相手にインコの事をしっかり知ってもらう、きちんと伝えることが大切です。
面倒な事が増えるというイメージを抱かせるのではなく、飼育に伴う問題はそんなに面倒なことではないということや、むしろインコとの生活の楽しさを知ってもらいましょう。
家族の協力をちゃんともらって、楽しいインコライフを送りんチャイ!
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