意外と面白い我孫子市鳥の博物館
春休み中に遊びに行った「我孫子市鳥の博物館」。
名前の通り、千葉県我孫子市にある市営の博物館です。場所はコチラ。
この鳥の博物館、何といっても市営なので、入館料がお安い。
一般:300円
高校・大学生:200円
中学生以下は無料
となっております。
最寄り駅は千代田線我孫子駅・・・ですが、そこからバスもしくは徒歩でなんと30~40分とか。
ならば車で行ってみよう!という方がほとんどじゃないかな?と思います。そこで気になるのが駐車場。
鳥の博物館公式サイトに駐車場のことが載っておらず、若干不安だったのですが、ありましたよ、ありました。かなり広めの無料駐車場が、博物館の斜め向かいにありました。
親水広場や農産物直売所と共用の駐車場になっている感じです。
駐車場も無料だし、入館料も中学生までは無料だし、なんともお財布に優しい施設ですが、肝心の中身の方はどうなの?
大したことないんじゃないの?なんて、あんまり期待しないで行ったのですが・・・(スススイマセン)。
これがこれが!いい意味で期待を裏切ってくれました!
世界の鳥の標本が圧巻の展示内容で、じっくり眺めて回るとあっという間に時間が経ってしまいます。
>>博物館紹介記事「世界の鳥の標本が圧巻の我孫子市鳥の博物館」へGO!
そんなノーマルの展示だけでも結構楽しめる博物館なのですが、実はこの施設の中で侮れない面白さの場所があるんです。
それが、「体験学習コーナー(多目的ホール)」。
まるで暇つぶしのオマケ程度のコーナーのようなイメージですが・・・ここを舐めちゃアカンのです。
子供の自由研究にももってこい!の体験学習コーナーって一体どんなかな?
見た目と裏腹の内容にビックリ
実際、子供たちを連れて行ったのですが、子供はやっぱり館内の展示はちゃちゃっと回って終わってしまいます。説明書きをじっくり読んで回るなんてこと、あんまりしませんからね・・・。
大人たちはゆっくり回りたいのに、さっさと終わってしまった子供たち。
「ねぇ、まだ~?暇だよ~」って。
「・・・仕方ないな。じゃあお土産コーナーでも眺めてて!」
って、後で何か鳥グッズを一つや二つ買わされる覚悟で言い放ったシーサン。
ちなみにお土産コーナーは、狭いながらもなかなか充実しています。鳥好きなら多少ワクワクするはず。
で、館内を回り終わって、子供たちを探しにお土産コーナーへ行くと・・・おらん。
おらん。居ない。どこ行った?
と、子供たちはここに居ました。
多目的ホール。お土産コーナーの横にあります。
入口には「体験学習コーナー」って看板がありますね。
見た目的には何の期待も抱かせない、まさに「多目的ホール」な室内です。どう見ても、ただの休憩所・・・。見るところが無くなって、飽きちゃった子供たちがここで暇を潰しているのかな?
でも、結構長い時間、入り浸っています。何をしているんだろう?と見てみると、
ぬり絵中。
なんだ、ぬり絵か。でもさすが、鳥の博物館のぬり絵らしく、見本が本格的です。
ずっとぬり絵やって待ってたの?と思ったのですが、よくよく見ると色んなものがこの部屋にはあります。
子供が靴を脱いで遊べるプレイマットコーナー。鳥のぬいぐるみも。
そして棚の上には、鳥の標本が。
これね、手に取って触ってOKなんです。
実際の標本に触れるなんて、なかなかないですよね。
コチラは、鳥の体の部位パネルと、これまた手に取ってOKな、鳥の羽。
鳥の骨格見本まで。
おぉ、なんだよ、色々あるじゃない?そういや「体験学習コーナー」って書いてあったもんね。
そしてそして、壁際に置かれたコチラの引き出しコーナー。
ナルホド、子供たちはこの引き出しから、塗り絵やら折り紙やらを出して遊んでたって訳です。でも、各引き出しのネーミングをじっくり見ると・・・どうですか?いやちょっと、鳥好きだったらどこから開けてみようか?・・・迷っちゃいますね。
そんなシーサンが一番最初に開けてみたのは、「鳥の肉」。オイオイ
中には、鳥のお肉の各部位の見本と説明が入ってました。紙粘土で作ってあるっぽいです。
おぉ、焼き鳥屋でおなじみの〇〇はコレか!なんてね。体の機能としての役割もちゃんと書いてあります。
コチラは「鳥の翼」。
「〇〇(鳥の名前)のどこの羽」って説明と一緒に羽が入っています。
そしてコチラは「鳥の名前」。
なんかお寿司屋さんの湯飲みみたいだね(笑)、魚の名前が書いてあるやつ。あれの鳥バージョン。パネルの裏に答えが書いてあって、ちょっとしたクイズ形式。
ちなみにこの写真の漢字、分かりますか??
・・・正解は「ヒヨドリ」です。
どうですか?市営の多目的ホールと侮るなかれ、なかなか面白くないですか?
楽しみながら鳥について色々と学ぶことができるので、夏休みの自由研究なんかにも良いんじゃないかな~?
こんな風に、鳥の生息地を楽しみながら知ることができるホワイトボードも。
よく見ると、お空の渡り鳥と一緒に何やら魚が飛んでいますが・・・まぁ子供って大体こういうことしますよね。
ちなみに、同フロアにはこのような部屋がありまして、
中で飲食ができるそうです。お弁当を持って遊びに来ても良さそうですね。
また、この部屋の中では、フクロウの巣箱に設置されたカメラの映像を見ることができます。
この時はフクロウはお留守でしたが、公式サイトでもカメラの映像をみることができますよ。
そんなこんなでたっぷり楽しんできた鳥の博物館ですが、お土産コーナーでしっかりお土産も買ってしまいました。
購入したのは、ミニお手玉。
いくつか種類があった中で、我が家の丸くんと同じオカメインコのノーマルをチョイス。
かなりのミニサイズですが、かわいいでしょ。
それともう一つ購入したのが、シジュウカラの巣箱。
完成品1000円、手作りキット950円。
せっかくなので手作りキットを買いました。
巣箱の各パーツと、
組み立て方と手引きが同封されています。
この手引き、結構詳しく書いてあって、観察表までついてるんですよ。
巣を掛ける季節は冬のようなので、その頃になったら作ってみたいと思っています。
まとめ
今回は我孫子市鳥の博物館の館内にある、「体験学習コーナー」の紹介でした。
見た目からは全く期待していなかったのですが(失礼?!)、良い意味で期待を裏切られました。
意外と面白いので、お子様連れで遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
楽しみながら鳥のことが分かるよ!機会があったら行ってみんチャイ!
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