インコの飼育習性・特徴

焼き鳥の砂肝はどの部位か知ってる?鳥にはアレが二つある!

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ウロコインコ

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砂肝って何?

突然ですが、焼き鳥はお好きですか?

インコを愛し、その魅力を発信するブログで「焼き鳥は好きか?」って、アンタ一体どういう質問だよ・・・って感じですよね。

シーサンは、インコは大好きですが焼き鳥も好きです。でも、内臓系は苦手です。

最近、我が家のダンナ様とたまに焼き鳥数本とビールで一杯やったりと、すっかりオッサンくさい生活を送っているのですが・・・焼き鳥屋のメニューに「砂肝」ってありますよね。

私は内臓系は苦手なので食べたことはありませんが、好きな人にとってはコリコリして美味しいんだとか。

で、砂肝ってどこの部位のこと?とダンナ様に聞くと、「さぁ?わからん。肝っていうくらいだから肝臓とか?」って。

実は砂肝って、肝臓じゃないんです。

ちなみに砂肝って、西日本の方では砂ずりとも呼ばれたりするようですね。

というわけで今回は、焼き鳥ネタからの~鳥の体の仕組みネタ!

砂肝って一体、鳥の何なのさ?!イッテミヨー!

鳥には胃が二つある

鳥さんの体には我々人間と同じように胃があります。

人間の胃は一つですが、実は鳥さんには胃が二つあります。

ちなみに牛さんは胃が四つあると言われていますが、厳密には第一から第三の胃は食道が変形したものだとか。動物は食べる物によって胃の形態も様々ですね。

さて、話を鳥に戻しますが、鳥には胃が二つありまして・・・

一つ目の胃は「腺胃(せんい)」、二つ目の胃は「筋胃(きんい)」と呼ばれています。

鳥が食べ物をくちばしから摂取して、胃に送られるまでの流れをごく簡単に説明しますと・・・

くちばしから体に入った食物は、まず「そのう」に送られます。「そのう」の場所についてはコチラの記事をご参照ください。

「そのう」で食物は胃に送られる量を調整されると共に、水分を与えられて柔らかくされます。

その後、一つ目の胃「腺胃(せんい)」に送られます。

「腺胃(せんい)」では胃酸の様な消化酵素が分泌されていて、ここである程度消化されます。

そして、二つ目の胃「筋胃(きんい)」に送られます。

「筋胃(きんい)」は文字通り筋肉質の外壁でできており、内部には砂などの鉱物質が蓄えられています。

この「筋胃(きんい)」が力強く収縮することで、食物が細かく砕かれるという働きです。

人間には歯があるので、食物は口の中の歯によって細かくかみ砕かれた後に胃に送られますが、鳥には歯がありませんから、砂を含んだ筋肉質の胃によってすり潰し砕いているという訳です。

実はこの「筋胃(きんい)」が砂肝の正体です。

なぜ砂肝と呼ばれるようになったのかは、砂が入っているからだとか、食感がじゃりじゃりとして砂のようだからとか、諸説あるみたいです。

まとめ

今回は焼き鳥の砂肝は実は鳥の胃だったというお話でした。

鳥には胃が二つあって、そのうちの一つがいわゆる砂肝と呼ばれる部位だったんですね。

だから何なんだ?!って話ですけど・・・焼き鳥をきっかけに鳥さんの体の仕組みに興味を持ってみても、たまにはいいじゃないですか~。

砂肝は鳥の胃なんだぜー!って、焼き鳥屋でうんちく披露してみんチャイ!

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