インコの飼育病気・病院習性・特徴

あれ?羽がギザギザ?インコの羽かじりについて

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ウロコインコの羽かじり

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羽かじりって何?

インコの羽かじりって知ってますか?飼育書などにも載っていたりする、いわゆる問題行動の1つです。

自分で自分の羽をかじってボロボロにしてしまうというもので、そこから酷くなると羽を抜いてしまう「毛びき」や、皮膚をかじって傷つけてしまう「自咬(じこう)」へと移行していくこともある様です。

原因は様々で、遺伝性のものだったり病気によるものだったり・・・はたまた環境要因、いわゆるストレスなどです。

我が家にはウロコインコのチャイがいますが、ウロコインコってとにかく物をガジガジかじるのが好きなように思います・・・個体差はあるのでしょうが。

好奇心旺盛で動きがコミカルなウロコインコ。簡単な芸を覚えたりと、頭もいいインコです。

かじるのが好きで、頭も良く、色々なことを理解したり考えたりできる所以でしょうか。時に何かが要因となって羽をかじってしまう個体が多い気がします。

我が家のチャイは現在見る限りではかじっている様子はありません・・・あくまでも今のところは。

ただ、昔は一時かじっていた様です。その時は気づかず、後に写真の指摘で気づく事になりました。お恥ずかしながら、当時は羽かじりについての知識がほとんど無く、一体羽がどんな状態になっていたら羽かじりの跡かも知りませんでした。

そんなわけで、昔のシーサンの様にあまり羽かじりに馴染みのないインコ飼いの方々に、今後の参考にして頂ければと思い、我が家のチャイが羽かじりしていた時の写真を紹介してみようと思いました。

それでは、我が家のウロコインコの羽かじりはこんなだった!イッテミヨー!

羽かじりされた羽の状態を写真で見てみよう

まずは百聞は一見にしかず。実際に我が家のウロコインコのチャイが羽かじりをしていたであろう頃の写真を見てみましょう。

ウロコインコ

粟穂とウロコインコ

分かりますか?

羽根の辺りですね。
ウロコインコの羽かじり

羽毛の輪郭がツルンとしておらず、ギザギザしているのが分かると思います。

羽かじりされた羽毛は、こんな感じでギザギザとなっているはずです。

当時そんな事は全く知らずに、雛換羽でボサボサになってるのかなーなんて思ってました。ただ、なんとなくその当時は羽づくろいが荒々しいな・・・と思った気がします。

この写真の頃のチャイは生後6ヶ月くらいでした。

そしてこの写真を、半年以上経ったある日に何となくインスタグラムにアップしました。

それを見て「チャイちゃん羽かじりしてますね」とご指摘下さったのが、いつもお世話になっているチャイお迎え元のブリーダーさんでした。

で、実はこの写真はだいぶ前に撮影したものなんです、とお伝えし、参考に現在の写真を送って見て頂いたところ、だいぶキレイになってますね、良かったです。との事でした。

ちなみにその頃の写真はコチラ。
ウロコインコ羽

換羽でギザギザの羽が生えかわり、それからは羽かじりをしなくなったのでしょう。先ほどのギザギザの羽に比べてキレイになっているのが分かりますね。

羽かじり、原因と対処法は?

我が家のチャイは幸運にも飼い主が気づいた時にはもうすでに羽かじりは過去の事となっていたため、対処も何もしていないのですが、一体なぜ羽をかじってしまうのでしょうか。

冒頭でも少し触れましたが、原因は本当に様々なようです。寄生虫等の病気によるものや、ストレス、発情・・・等々。

病気由来によるものであれば病院で診察してもらう必要がありますが、そうでない場合の対処法が本当にケースバイケースだということなんですね。

というのも、その鳥さんによって何が羽かじりの引き金になっているかは飼育環境に左右されるものだからです。

ただ一つ言える事は、「野生の鳥には羽かじりや毛引きといった自咬行為をする鳥はいない」ということです。

人に飼われた鳥さんは、ケージの中にいつでも食べられる餌があり、飼い主さんにも可愛がられ、一見ストレスとは無縁のように思えますが、その野生下との違いの一つ一つが結局はストレスになり得るということを頭に入れておいたほうが良さそうです。

人間が考えるストレスフリーな生活が、鳥にとっては退屈過ぎてストレスになると言う事も。フォージングの記事でも書きましたが、時には野生の鳥のように、餌を探させるといった良い意味でのストレスも鳥には必要になってきたりします。

我が家では対処をする以前に気が付いたらしなくなっていた為、対処法のアドバイスは一切できないのですが、代わりにお勧めの本を紹介します。

コチラの本です。「インコ&オウムの困ったお悩み解決帖」
インコ&オウムの困ったお悩み解決帖

この本、とっても参考になります。鳥さんのいわゆる問題行動をカウンセリング~トレーニングで改善していくバードトレーナーさんの本ですが、「この鳥さんのケースでは、こうだったので、こう対処したら結果こうなった」というケーススタディが多数掲載されています。
インコ&オウムの困ったお悩み解決帖

読み進めていくにつれて、「なるほどねー」と思える本です。

羽かじりだけでなく、色々な面で鳥さんの気持ちに触れることができて、とっても参考になる本です。

鳥さんとの生活でお悩み中の方にオススメです。

まとめ

今回はインコの羽かじりについて、我が家のウロコインコのチャイの画像を交えながら紹介してみました。

羽かじりや毛引き症は、原因の根が深くなかなか改善されないケースもしばしばの様です。

記事中で紹介した本には「もしかしたら毛引き?」と気づいた初期段階でやってはいけないこと、なども載っています。まだこれらの行為でお悩みではなくても、知識として知っておくことで今後の飼育生活に役に立つと思います。

頭のいいインコは実は色々考えながら生活しているよ!参考にしてみんチャイ!

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