インコのオンリーワンになりたい?!
インコを飼っていると、家族のメンバーによってインコの懐き具合に違いが出てきます。
インコはとっても賢い動物なので、家族を自分の物差しで見極めて、自分なりに区別して行動します。
餌をくれたり、お世話してくれるとか、放鳥時に遊んでくれるとか、インコによって区別する理由は様々です。
家族の中で誰よりもお世話してあげてるのに、懐いてくれなかったり・・・そんなこともあるみたいです。
家族みんなに分け隔てなく懐くインコもいれば、特定の人間だけにべったり懐く子も。
そんな、特定の人間だけに懐くことを「オンリーワン」と言ったりします。
「オンリーワン」の対象に選ばれると、放鳥させれば真っ先に飛んできて、幸せそうに肩や頭に乗って寄り添ってくれます。
まるで母親の後を追う赤ちゃんのように・・・。
なんだか家族の中で特別扱いされてるようで、ちょっと嬉しい・・・ムフフ。
我が家にはセキセイ、ウロコ、オカメインコの3羽3種類がおりますが、「オンリーワン」傾向が強いのはダントツでオカメインコです。
・・・と言っても、1羽ずつしか飼ってませんし、性格の違いにはそれぞれ個体差もあると思うので一概には言えませんが、それでも何とな~く、同じ「インコ」といえども、種類によって基本的な習性・性格というものが、ある程度決まっているように思えます。
あくまでも我が家のケースですが、3羽3種で比較すると、オカメインコが一番、必死に特定の人間にくっついて来ますね。
今回は、そんなオカメインコの可愛らしいプチストーカーな一面を紹介したいと思います。
無償の愛を注がれたければオカメインコを選べ!
我が家のセキセイ、ウロコ、オカメインコの3羽3種類は皆、さし餌の雛の状態でお迎えしました。基本的にさし餌を与えたのは、私、シーサンです。
接し方はそれぞれ、ほとんど同じだったのですが、中でもオカメインコの丸くんだけがシーサンにべったり懐いてしまいました。
放鳥させれば真っ先にシーサンに向かって飛んで来ます。
シーサンが居ない時に家族が放鳥させると、普通にケージから出てはきますが、どことなく所在なさげ。ピィヨ、ピィヨと、「あれ?おーい?お母しゃん??」と軽く呼び鳴き。
そこに姿を現すと、「お母しゃ~~ん!!!」と、もう速攻で飛んで来ます。
家事をしている間、肩にチョコンと乗ったまま大人しくしていたり。
たまにカキカキ、ナデナデしてあげれば、それはもうウットリ幸せそうにしてくれます。
この、まるで子供が母を求めるかのような無償の愛。
この可愛さは、ハッキリ言って罪です。
「あぁ~!そんな風にインコに愛されたい!」
そう思う方は少なからずいると思います。
そんな母性本能くすぐられる、無償の愛をインコから注いで欲しければ、オカメインコは本当にオススメです。
オカメインコなら、まったりベットリ過ごすことができます。
オンリーワンに選ばれた側としては、まんざらでもないのですが、他の家族からしてみたら、まるで面白くありませんがね。
ちぇっ!何でぇ!アイツにばっかり懐きやがって!俺が手ぇ出すと嚙みついてきやがってよ!
てな感じに、少なからずなります。
ちなみに、これはあくまでも噂ですが、オカメインコがオンリーワンに選ぶのは、異性の家族が多い、とか。オスだったら女性に懐き、メスだったら男性に・・・って。
あくまでも噂ですが、自分にどうしても懐いて欲しかったら、異性のオカメインコをお迎えするのも手かもしれませんよ。
このオンリーワン状態は、可愛いっちゃ~可愛いのですが、長い飼育生活の上では困ったことになることも多々あります。
例えば、オンリーワンの対象が都合で長期不在になったり、病気でダウンしてしまったり。そんな時に、他の家族を受け入れてくれないと、お世話に支障をきたしてしまいます。
やっぱりある程度は、他の家族にも馴らしておくのが賢明です。
敢えてオンリーワン以外の家族にお世話の担当を代わってもらったり、オンリーワンが居ない間に放鳥させる時間を増やしたり。
そうするとインコは賢いので、「あの人が居ない・・・。でも誰も居ないよりは、とりあえず今そばに居るコイツで我慢しとくか。」と自己解決?してくれるようになりますよ。
ん~、分かっちゃいるけどやっぱりオンリーワンに選んでもらえると・・・嬉しいんだな、お母しゃん♪
まとめ
今回は、オカメインコのオンリーワンに対する無償の愛っぷりの紹介でした。
オカメインコは本当によく飼い主に懐き、まったりと一緒に過ごすことが出来て、可愛いコンパニオンバードです。
そんなインコを飼ってみたい!という方にはオカメインコはオススメですよ。
でも、度が過ぎるとオンリーワンも困ったことになりかねないので、どうにか程々に・・・ね。
この人!と決めたら一直線!オカメインコは一途なプチストーカーって思っときんチャイ!
コメント