同居のインコの餌を盗み食いする我が家のウロコ
我が家にはセキセイ、ウロコ、オカメインコの3羽3種類がいます。
その中で、ウロコインコのチャイはしばしば放鳥時に、同居のインコのケージに入って餌を食べたりしています。
餌を取り換えている時にも、それぞれのシードを入れた餌箱を並べて置いておくと、いつも自分の食べている餌箱には目もくれず、オカメとセキセイ用のシード餌をせっせとついばんでいます。
セキセイインコのレイとオカメインコの丸は他人(鳥)の餌を積極的には食べに行きません。
これは多分、小心者すぎてビビっているだけだと思いますが・・・その辺りはウロコのチャイさんは全く遠慮がありません。
自分のケージに入ってるのと同じ小松菜だったり粟穂だったりも、よそ様のを食べに行ったりします。
おいおい、お前どんだけ食いしん坊なんだよ・・・。
「えへ♪いやぁ、別に腹が減ってるわけじゃないんだよ」
お腹が空いてるわけじゃないのにどうして盗み食いしに行くんでしょうか?
図書館で借りた本にちょっと面白い話が載っていたので、紹介します。
インコはとっても嫉妬深くてえこひいきが大好き
今回図書館で借りた本で読んだ内容は、「インコは自分と他のインコを比べている」というものでした。
実はインコには色んな感情があって、まるで人間の子供のようなんです。
そんな感情の一つとして、「自分が一番特別扱いされていたい」という、いわゆる「ひいき」されていたいという思いがあると言います。
ちなみに読んだ本というのは「インコの謎」という本です。
で、その「えこひいき願望」がこの餌の盗み食いとどう関係があるのかといいますと・・・、
「あいつの方が自分より美味しい餌もらってんじゃないか」
という気持ちが働いて、確認しに行ってるらしいです。
あいつの方がいっぱいナデナデされてるとか、あいつの方が放鳥時間が長いとか、とにかく自分以外がひいきされてるとムカつくらしいです。
まったくもって子供ですね!!
おやつを半分こして食べろっていうと、人間の兄弟は大体揉めますがね。やれお前の方が多いとか、そもそも半分わけ与えるのが気にくわないとかって。
インコたちの社会にも、そんなことがあるようです。
嫉妬深いインコは、あとでわざわざ復讐にくる・・・なんて話も聞いたことが(苦笑)。
小さな頭で色々考えて、喜んだり嫉妬したり・・・本当に人間の幼児のようで、インコの飼育は奥が深いんです。
まとめ
今回は、我が家のインコが同居のインコの餌を盗み食いするのは一体なぜか?というお話でした。
インコには自分が一番可愛がられたい!得をしたい!という気持ちがあって、嫉妬したりするんですね。
個体によって性格も違うので、皆が皆そうという訳ではないと思いますが、少なからずそういった感情があるということを知っておくと、色々な出来事が繋がると思いますよ。
インコは心にメラメラと嫉妬の炎を燃やしている?!人の幼児なみに感情があるって知っときんチャイ!
コメント
シーサンこんにちは。
インコってお宅拝見も好きなんですよね。
ケージの大きさやオモチャの違いも確認したいようです。
ウチのウロコインコはケージの底を嘴で引き出してしまうので、
底が床に落ちないように工夫してあります。
コザクラインコのケージも一緒なんですが、それを確かめに行くんですよ。
『ボクのケージの底は動かないんだけど、君ン家はどうなの?』そういった感じです。
笑えます。
余談ですが、細川博昭さんの本はとても勉強になります。
fukutowa 様
コメントありがとうございます!
本当にウロコインコって賢いですよね。賢いというかずる賢いというか・・・。
細川さんの書籍は、他の物も読んだことがあるのですが、分かりやすくかいてあって私も好きです。
インコの「子供らしさ」について、上手く書かれているなぁと思います。