インコの飼育習性・特徴

インコのオスメスはどうすれば分かる?鳥の性別判断について

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鳥のオスメスはどうやったら分かるのか

先日、犬を飼っているお友達にこんなこと聞かれました。

「鳥ってどこ見たらオスかメスか分かるの?」

皆様ご存知の通り、犬は該当部分(?)を見れば分かります。付いてるか付いてないか・・・ですね。

鳥の場合は該当部分を見てもまず分かりません。総排出腔(そうはいせつくう)と言って、排泄物も卵や精子も、同じ穴から体外に排出される仕組みになっているからです。

「じゃあ、見た目じゃ分からないの?」とも聞かれましたが・・・種類によっては見た目でも分かります。

ということで、今回は鳥の性別はどうやったら分かるのかを簡単に紹介します。

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鳥種によってことなる判別ポイント

どうしたら性別が分かるかは鳥種によっても違いますが、雌雄を判別する方法としては大きく分けると以下の点が挙げられます。

・外見
・遺伝的
・血液検査
・行動

こんな感じです。他にもあったらすいません、教えてください。

それでは項目別に見ていきましょう。

【外見で分かるケース】

性別の違いが見た目に表れる鳥さんがいます。見た目というのは、主に体色の違いによるものです。

はっきりと違いが分かる例はオオハナインコです。

こちらがオオハナインコのオス。
オオハナインコオス

こちらがメスです。
オオハナインコメス

オスが緑でメスが赤と、見た目でばっちり分かるタイプです。

セキセイインコも、ろう膜(鼻)の色がオスメスで異なってくるので、見た目での判別が可能ですが、色が変わってくるのは生後4~6ヶ月ほどなので、雛の段階ではとっても分かりにくいです。

オカメインコもオスメスで見た目の色の違いが表れますが、やはり雛のうちは分かりにくいです。

例えばノーマル(グレー)のオカメインコは、オスは顔が黄色くなりますが、メスはグレーのままです。

こちらはオスですね。

あいにくメスの写真が・・・すいません、ありませんが、小さい雛のうちはオスもまだ黄色くなく、全体的にグレーっぽいので、分かりにくいです。

我が家のオカメインコの丸くんも、オスですが、さし餌の雛の頃はこんな感じ。
オカメインコ
あんまり、黄色くないでしょ。

このオスの顔の色は雛換羽によってだんだんと黄色くなってきます。

コチラが、最近雛換羽が始まってきてるところの丸くん。だんだん顔が黄色くなってきました。

要は、大人の羽に生え変わると、性別によって色の違いが表れるケースです。

でも、我が家の丸くんは、まだ顔の色が変わる前の、雛の段階で「オス」と分かっててお迎えしました。

どうしてオスだと分かっていたのか。次の「遺伝的に分かるケース」で簡単に説明します。

【遺伝的に分かるケース】

オカメインコは遺伝的に雌雄が判別できることがあります。

ごく簡単に例を挙げると、ルチノーのオスとノーマルのメスのペアから生まれた子は、ノーマルだったらオス、ルチノーだったらメス、といった感じで、カラーによって性別が決まっているケースがあります。

我が家の丸くんはこのケースです。

もちろん全てが遺伝的に分かるわけではないので、これで分からない場合は血液検査となります。

【絶対確実・血液検査】

遺伝子検査とも呼ばれたりしますが、少量の血液を採取して、専門機関で検査をしてもらうことで性別が分かります。

さすがにこの検査なら、よほどの間違いがない限りきちんと性別が判明します。

ウロコインコの性別鑑定は血液検査によるものになります。我が家のウロコインコのチャイはメスと分かっていますが、この検査をした為です。

お迎え元のショップによっては、元々この検査をした上で、検査代も含めた値段で販売していることもあります。

見た目の違いもなく、遺伝的にも分からず、血液検査もやってませんが・・・何か性別が分かる方法ないの?!という方は、ある程度成長してからの行動の違いに注目してみましょう。

【行動によって分かるケース】

小さい雛の頃は分かりませんが、ある程度性的に成熟してくると、雌雄によって行動に違いが表れることがあります。

鳥種によっては、オスの方がよく鳴く・・・のように鳴き声に表れることもあれば、交尾の時の体勢を取ったりすることで雌雄が分かることもあります。

例えば我が家のセキセイインコのレイちゃんは、盛りがつくと頭の上でお尻をフリフリとします。これは交尾の時と同じ行動です。

反対にメスは背中に乗るオスを迎え入れる体勢、いわゆるシャチホコポーズを取ったりします。

行動によって分かるケースの極論は・・・「卵を産んだらメス、産まなかったらオス!」ですかね??

まとめ

今回は鳥の性別はどこで判別できるのかについて、簡単にまとめてみました。

自分の飼っている、またはこれから飼うインコがオスなのかメスなのか、やっぱり気になりますよね。

飼ってしまえば、きっとどっちでも可愛いと思いますけど。

鳥は種類によってオスメスの判別法が違うよ!参考にしんチャイ!

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コメント

  1. 柴田恵美子 より:

    こんにちは
    セキセイインコは大人のインコは10日なっても 
    ゲージから出て来ないで、餌は毎日食べてますが
    人には慣れないです、呼んでも出て来ません
    もう1羽雛を欲しいですね。

    • シーサン シーサン より:

      柴田恵美子 様
      コメントありがとうございます。
      大人のインコはそれまでケージから放鳥させるという習慣がなければ、出てきて人に慣れるのは難しいと思います。
      雛から飼育すればやはり慣れやすいですね。

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