ケージの底、どうしてる?
インコ飼いの皆さま、ケージの底はどうしてますか?
我が家では底板に紙を敷いています。
敷いた紙を取り替える頻度は基本毎日です。
紙なんで、取り替える時はさすがにフン等の水分が染みてべっちょりしています。
敷き紙には、新聞、不要となったプリント類や、チラシ、通販カタログのページ等を活用しています。
最大のメリットは「お金がかからない」こと。
しかしデジタル社会の昨今では新聞を取っていない家庭も多く、生活状況によってはその様な紙が不足することがあります。
あと、紙なんで、底の形が四角じゃないとちょっと辛いってことですよね。
我が家でメインで使っているケージは「HOEI 35手のり」です。
ご覧の通り四角いケージなので、紙を敷きやすいっちゃー、敷きやすいんですが・・・実はね、ケージの底板、真四角じゃないんですよ。
この画像上部の取っ手部分なんですが、
ここがね、くぼんでるので、どうしても紙が端までぴちっと敷けないんですよ。
丸型のケージだと、紙を敷くのも一苦労ですよね。
そして、毎日取り換えていても、たまーに臭う・・・ちょっとだけ。
多分、換羽時期とか発情中とかで、フンの状態がいつもと違う時なんかに、ちと臭うんですよね。
我が家にはセキセイ、オカメ、ウロコインコがおりますが、セキセイはあまり臭いません。オカメは脂粉が多いからか、たまに鳥臭いです。
三羽の中でフンが一番ねっちょりしていて、ちょっと臭うのはウロコインコです。
水分多めで、たまに酸っぱい臭いがするんですよね・・・。
これは性別や、食べている餌にもよるかと思いますが、我が家ではそんな感じ。
そんなある日、こんな商品を見つけました。
パッケージに思い切り「鳥かごがクサイ」って書いてあって、めっちゃインパクト大・・・。
気になって商品説明見てみたら、食品の乾燥材なんかにも使われているシリカゲルとのことで、おしっこやフンを乾燥させるので臭わない、とのこと。
新聞紙などは敷かなくてOKで、しかも、なんと、
「約10日~20日ごとにとりかえてください」
って書いてあるんですよ。
え?マジで10日~20日間も取り替えなくていいの?!
紙は毎日取り替えてるのに?!
それは、本当だったらとっても楽ちんだわ。
ということで、実際にどんなもんか、買って試してみました。
使用感、コスパ等を詳しく紹介します。
確かに臭わない!けどビジュアルが・・・
はい、こちらが購入した商品です。
・・・って、あれ?なんか販売ページに載ってた袋と全然違う。
「鳥かごがクサイ」って袋じゃなくなったんですかね・・・まぁいいや。
ちなみに商品名は「鳥かごの砂」になるのかな?ちょっと分かりづらい。
中身を近くで見てみると、
確かに食品に入っているシリカゲルと見た目ほぼ同じですね。
こちらが同封されていた商品説明。
ええと、使用方法は・・・
鳥かごのトレーに直接敷いてください。薄く約1mmの厚さに、とあります。
小鳥2匹に対し、約10日~15日目安で交換してください、とあります。
万が一ペットが食べてしまっても害はありません、ともありますが、一応できるだけ口に入らない方がいいですよね。
袋のままだと散布しづらいので、セリアの冷水ポットに移し替えてみました。
この冷水ポット、我が家ではインコのエサ入れとしても使っています。
>>参考記事「100円ショップセリアの冷水ポットがインコの餌入れに便利」
これだと、注ぐだけで簡単に散布できます。
厚さ1mmってのが、これまた結構難しいんですが、根がケチんぼなシーサンは頑張って薄く薄~く敷きました。
こういうタイプだと、底のくぼんだ部分にも、端までぴっちりと敷くことが出来ていいですね。
丸型のケージをお使いの方にオススメです。
これにフン切り網を設置するので、インコの口に入ることはまず無さそうです。
はい!散布完了!
チラシやプリント類と違って、やっぱ白いですね~。
いつもよりも床が白くて、ちょっと眩しい?!
ビビりのオカメですが、特に違和感を感じている様子もなく、いたって普通。
さぁ、本当に10日~15日も取り替えずにいけるんでしょうか?!
ということで、実際に10日間放置してみました。
ビックリしたのは、確かに臭いがしない!
今までたまにホワワ~ンと臭ってきた、鳥臭さや、フンの酸っぱい臭いが、10日放置してもしません。
大型の鳥はちょっと分からないですが、小鳥の臭いには効果大です。
ただね、いくら乾燥させて水分を除去するとは言っても、やっぱり固形物はそのまま残るじゃないですか。
だから、日を追うごとに、フンがぽってり、こんもりと溜まってきて・・・
餌の残骸もすごいし・・・
臭いはしないけど、見た目が汚いんですよね。
実際にオカメインコのケージで10日経ったケージ底を撮影しました。
予めお断りしておきますが、汚いですよ。
汚いけど、参考にお見せしますね。
10日後の写真は・・・
コチラです!
きったな~~!しかも菜差し落ちてるし・・・。
う~ん、でも、見ようによっては10日も放置してこれならマシか?!
こんな風に、臭いはしないけど、見た目がだんだん汚くなってくるので、ビジュアル的にどこまで耐えられるかが問題かなぁ。
それと、どうしても青菜などの残骸が、10日も放置はちょっと厳しいかも・・・。
頻繁に取り替えなくていいのは楽ですけどね。
さぁ、かなり薄めに敷きましたけど、ケージの底はどうなってるのかな?
使用後は燃えるゴミとして捨てていいそうです。
汚くなった砂を捨ててみると、
あー、やっぱり、ちょっと砂を通り越して底に染み付いちゃってますね。
何度か菜差しを落とされて、水をぶちまけられたせいもあると思います。
新聞紙等は敷かなくていいと書いてありましたが、薄く1枚敷いておいた方が廃棄する時に楽かもしれません。
気になるコスパは?
ちなみに気になるお値段ですが、今回購入したのは一番小さいサイズ(200g)で、390円でした。(※2020年購入。販売店により違いがあるかもしれません。)
送料が200円だったので、合計590円です。
参考使用量が「50cm角のケージに20~30g」とありましたが・・・ぶっちゃけよく分からない。
我が家の「HOEI 35手のり」のスペックが、37cm × 41.5cmとなっていますが、今回購入した200gで、約2.5台分という感じでした。どのくらい薄~く敷くかにもよりますが・・・。
とりあえず【200gで「HOEI 35手のり」1台あたり2.5回】と仮定して、計算してみましょう。
1回敷いたら10日は使えるとして、日数に換算すると25日分ってことですね。
25日で590円なので、1日あたり23.6円です。
とすると、1か月で約700円超・・・
ちょっと高いかな。不要な紙を敷けばタダだしね。
でも10日間取り替えなくていいという手軽さがありますし、丸型ケージなどの紙の敷きにくい形には確かに便利です。
2kgとか3kgとか大容量でも売られているので、使い続けるならそちらを購入した方がコスパはいいですね。
ちなみに我が家では、便利だったので500gのものをリピしてみました。
気になった方は試してみてください。
まとめ
今回は「鳥かごの砂(もう新聞紙はいらない)」という、ケージの底に敷く消臭砂の紹介でした。
約10日間取り替えなくてもオッケーで、臭いもしない、ケージの形を選ばないという点ではとても便利な商品です。
デメリットとしては、10日放置した際の固形物の溜まり具合と、コスパですかね。
水分多めのねっちょりフンや、臭いにお困りの方にはオススメです。
みんなも試してみんチャイ!
コメント
こんにちは!
うちはセキセイインコ2羽とオカメインコ1羽います。
オカメインコは、ペレットなので水を多めに飲むせいか、フンは水分が多めです。
で、ワンコもいるので、ワンコ用のうっすーいペットシーツをいつもいる止まり木の下、ホウエイオカメインコ用の底に敷いてます。
そのほかのところは新聞紙です。
ペットシーツは最強ですけど…基本、毎日変えているのでコスパが…。
この砂、とても興味があります。
ミチコサン 様
コメントありがとうございます!
ペットシーツは良さそうですが、やっぱり毎日取り替えるとなるとコストがかかりますよね。
この砂は「一応」10日程はほったらかしにしておけます・・・一応ですが。
水分を吸湿してくれるのはありがたいですね。
思わず10日後のビジュアルを見て、笑っちゃいました。鳥さんって本当に何したらこんなに散らかすんだ!ってくらい汚しますよねwww。我が家にはローリーフードを食べるゴシキセイガイインコが居てるので、フンはゆるゆるなので、良いかも^ ^一度試してみまーす!
みゆりん 様
コメントありがとうございます!
そうなんですよ・・・散らかし放題です。
せっかく入れてあげた小松菜なんか、食べてるんだか、ちぎって捨ててるんだか。
ま、遊びの一環としてストレスが解消されるなら良しと思ってます。
ローリー系のゆるいフンにはいいかもしれませんね!
結構水分を吸ってくれるので、10日の汚いビジュアルに反して臭いはほとんどありませんでした。
是非、試してみてください。