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気象病?!気圧変化によるインコの体調不良に注意

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気象病ってなに?

気象病って知ってますか?

なんだか頭が痛い、関節が痛い、だるい、などの症状が出た時に、気づけば天気が悪いな、とか、台風が近づいているなんてことはありませんか?

これは主に気圧の変化によって起こる体調不良で、気象の変化が原因なので「気象病」という訳です。

なぜ気圧の変化で体調不良が起こるのかというと、内耳という耳の中の器官が関係しているらしく、気圧が変化すると内耳がそれをキャッチして脳に「体を順応させよ」と指令を送るんですって。それによって自律神経がバランスを崩し、症状がでるって仕組みらしいです。

内耳っていうのは平衡感覚を司る器官で、乗り物酔いしやすい人は気象病の症状が出やすいなんてことも書いてありました。

とまぁ、症状が出る出ないは個人差があるんですが、わたくしシーサンはたまにあるんです。天気が悪い時に頭痛がするんですよ。

偏頭痛持ちなので、肩こりや眼精疲労でも頭痛がしたりするんですが、もしかして低気圧のせいかも?なんて知ったのは結構最近です。何かの記事でこの気象病のことを読んで、自分の症状とぴったりだったからです。

で、この気象病が実はインコ・小鳥にも起こるって、知ってました?

インコが突然元気が無い、急に吐いたなどのその症状、もしかしたら気圧の変化が原因かもしれません。

実は我が家のセキセイインコのレイちゃん、以前に思い当たる症状が出たことがあります。

どういうことか詳しく紹介します。

インコの気象病を知って備えよう

気圧の変化によって体調に変化が出るのは人間だけではなく、鳥や犬などの動物も同じみたいです。

厳密には気圧の変化だけではなく、温度差や湿度なども関係しているようです。もちろん人間と同じで個体差もあります。

シーサンが鳥にも気象病があるって知ったのは、「横浜小鳥の病院」の院長、海老沢和荘先生のTwitterです。有意義な内容をいつもツイートされていて、とっても為になります。

該当の気象病についてのツイート内容を引用しますと、

人の6割以上が気象病で体調を崩すと言われていますが、鳥にも気象病があります。気象病は、温度、湿度、気圧の変化に体がついていけず、自律神経が乱れることで起こります。特に鳥は、気圧低下に弱い傾向があり、吐き気が出やすいです。基礎疾患持ちや老齢、換羽中は特に影響を受けやすいです。

というものです。

「吐き気が出やすい」ってありますね。

我が家のセキセイインコのレイちゃん、数年前に突然吐いたことがあるんです。

いつものように放鳥させたら、頭を横にブルルッと振って、食べた餌をまき散らかしました。

あまりに突然のことで、「え?えっ?なに今の??」とビックリ。

具合が悪いのかな?病院に連れて行った方がいいのかな??とオロオロ心配になりつつも、とりあえず保温して様子を見ました。

いつもより元気がなく、得意のおしゃべりが全然出てこなかったので心配でしたが、その後は吐くこともなく、数時間後にはいつものようにおしゃべりをし出して、元気になりました。

おしゃべりが元気のバロメーター。(おい、鼻毛付いてるぞ)

一体なんだったのだろう・・・元気になったからよかったけど。と、思っていたのですが、先日の海老沢先生のツイートを見て、「もしかして、これだったんじゃ?」と思ったんです。

というのも、その時の天気。鮮明に覚えているのですが、悪かった。薄暗くて、そして前日に比べて気温がぐっと下がった日でした。

急に冷え込んだから体長崩したのかな?と思ったんです。それも原因かもしれませんが、もしかしたら気圧の変化があって吐き気が出たのでは?と思いました。

先生のツイートにもあるように、基礎疾患持ちや老齢、換羽中は特に注意が必要、と。これ、人間でもそうですよね。体力が落ちてるとそういう症状出やすいです。

気圧の変化によってこのような症状がでる可能性がある、ということを、知っているのといないのでは、心構えや対処の仕方が違ってきます。この情報は大きいです。

これね、気象病って、気圧が低けりゃ症状が出るってんじゃなくて、気圧の差の影響が大らしいんですよ。

つまり、急にぐっと気圧が低下したりってことです。

じゃあその、急に気圧が下がる時を事前に知れたら、心構えが出来るから便利ですよね?

個人的にも、自分自身が気象病で頭が痛くなるので、自分と飼い鳥のためにもできれば知りたい!

てことで、知り合いの気象予報士に聞いてみたんです。気象病になりそうな時を簡単に知る方法ない?って。例えば、今日は曇りだから気象病に注意!みたいに・・・。

そしたら、ただ天気が悪いからってのは違うな、と。天気図を見れば分かるんだけど・・・なんて言いやがる。

いや、普通の人は天気図見ても分かんないんだってば・・・

でもそこであきらめるシーサンではないので、何かないかな~と探してみた結果、

あった!ありました!超いいアプリが!!

その名も「頭痛ーる」(え?もう知ってる?)

こんな風にね、グラフで教えてくれるんです。

無料版は2日先までしか見れません。月額300円の有料版だと6日先まで見れるみたいです。

なんか元気ないけど、どうしたかな?って時に、ちょっとこれで確認をしてみたら、もしかしたら気圧の変化による影響かもしれないって分かりますし、事前に備えることができますね。

気象病による体調不良はどうすることも出来ず、基本、安静と保温で天気が回復するのを待つしかないそうです。

やっぱり具合が悪い時は保温ですね。

もしかして、うちのインコも?と、心当たりがある方に、是非知っておいて欲しい情報でした。

まとめ

今回はインコも気象病になるよというお話でした。

我が家の場合は、インコよりも自分が気象病が出るので、今回ダウンロードしたアプリ「頭痛ーる」でちょっと記録をつけてみたいと思います。

うちの子も天気悪いと体調崩しがち・・・なんて方がいらっしゃいましたら、是非活用してみてください。

動物は天気の変化に敏感なの!インコの気象病、知っときんチャイ!

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コメント

  1. ミチコサン より:

    いつもありがとうございます!
    私がまさに気象病なので、頭痛ーるは入れてありました。

    まさか鳥たちにもあるとは…

    とても参考になります。本当に助かります☺️

    • シーサン シーサン より:

      ミチコサン 様

      「頭痛ーる」ご存知でしたか!
      インコ達は天気が悪く薄暗い日には比較的おとなしいことが多く、もしかしたら気圧も関係しているのかもしれませんね。

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