旬の味覚を愛鳥と分かち合いたい
イチゴの美味しい季節になりました。
我が家の子供たちもイチゴは大好き。
美味しいものは皆で食べると、より一層美味しいですよね。
飼っているインコ達にもちょっとおすそ分け♪
と、与えてみたくなります。
野生のセキセイインコやオカメインコは種子食の鳥さんなので、本来果物は食べません。
果物類は通常は必要ない食べ物なので、与える時はごく少量にとどめるのが基本ですが、イチゴに限らず、普段は食さない食べ物をインコに与える時は注意が必要です。
人間には栄養豊富な物でも、インコにとっては意外な物が有毒だったりします。
例えばアボカドとか・・・。
部屋に置いてある観葉植物にも、放鳥中のインコが口にしてしまったら危険な物があります。
で、冒頭のイチゴの話。
イチゴはインコに食べさせても大丈夫なのかな?
じつはイチゴの前に、調べたのがリンゴです。
リンゴとイチゴって、同じバラ科の果物でして、共通部分に毒があるんですよ。
イチゴの葉と種には毒がある?
みんな大好きフルーツの代表格、イチゴ。
実はイチゴの葉と種は有毒であるという情報があります。
イチゴはバラ科の果物なんですが、バラ科の果物の種と葉っぱには毒があるらしいんですね。
バラ科の果物に関して調べてみたのですが、種は有毒、というのはかなり有力な情報でしたが、葉っぱに関してはちょっとよく分からなかった。
イチゴは種だらけですけど・・・
えー?
種が有毒?
って、イチゴの実って種だらけじゃんか・・・。
そんな毒物満載な果物には見えないですよね。
どうしても納得出来なくて、さらに突っ込んで調べてみたところ・・・、
どうやら普通に私たちが購入して食べているイチゴの種は大丈夫な様です。
(そりゃそーだ)
一体どういうことかと言いますと、
バラ科の種で有毒なのは「発芽能力のある種子」らしいです。
普通に売られているイチゴの種には、発芽能力がほとんど無いらしいので、「ぐわ~!毒が~!」という心配は要らないようです。
そうかそうか、それなら良かった。
イチゴの葉っぱも毒あるの?
種の不安は拭えたとして、未確認ながらも葉っぱも有毒という情報がありました。
そこで気になったのがイチゴのへた。
イチゴのへたって・・・「葉」扱いになるのか?
そこも調べてみましたら、どうやら「へた」と「葉」は違うみたいで、なんと「へた」には栄養がある!と書いてあるものをいくつか発見しました。
海外の人はイチゴのへたは取らずにそのまま食べるとか・・・。
イチゴのへたは有毒ではなく、むしろ栄養が含まれている様です。
ま、それでもわたくしシーサンはへたは取って食べるけどね。
これらの情報から、どうやらインコにイチゴは食べさせても大丈夫みたいですね!
という訳で早速、我が家のオカメインコの丸くんにイチゴをあげてみたところ、
赤い実はさておき、へたから食べ始めました。
いつも小松菜とかあげてるから、緑の葉物は気になるんですかね?
赤い実の部分も美味しいから食べてみて!と、へたを取って与えてみました。
むしゃむしゃ・・・
2~3口食べていましたが、そこまで好きじゃないみたい・・・。
結局残りは飼い主の腹におさまりました。
とりあえずインコに害はなさそうなイチゴですが、発芽能力のある種は有毒と言われていますし、あえて種の部分だけ大量に与えるとかは止めましょう。そんなことする人は居ないと思いますが・・・。
ちなみに今回のイチゴのように、種が有毒なバラ科の果物は他にも結構たくさんあります。
冒頭で紹介したリンゴもバラ科です。
その他にも、
- 杏
- 梅
- さくらんぼ
- スモモ(プラム)
- 梨
- 枇杷
- 桃
- プルーン
- ネクタリン
などなど。
これらの果物をインコに与える時は、種と葉には注意してください。
まとめ
今回は、インコにイチゴは食べさせても大丈夫か?というお話でした。
イチゴはバラ科の果物で、バラ科の種と葉は有毒であるという情報があります。
ただし種に関しては、発芽能力のない種は大丈夫みたいなので、インコにイチゴを与えても特に問題はなさそうです。
何にしても果食性ではないインコには、そもそも果物は食べさせなくても良い物なので、たまのおやつ程度に少量に留めましょう。
イチゴはインコが食べても大丈夫!与える前に念のため調べてみんチャイ!
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