インコの飼育飼育環境

インコの換羽の羽を保存したい!羽毛を洗浄してキレイにしよう

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換羽の羽

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抜けたインコの羽、どうしてる?

インコには年に数回、羽が抜け落ちて新しい羽と生え換わる「換羽(かんう)」という現象があります。
季節の変わり目などに起こる自然な現象で、いわばインコの羽の衣替えのようなものです。

季節性の換羽とはまた別に、雛の頃から生えていた羽が大人の羽に生え変わることを雛換羽といいます。

ついこの間まで、この雛換羽により羽が頻繁に抜け落ちていた、我が家のウロコインコのチャイ

ひどい時には、後頭部がちょっぴりハゲちょびんになっていたことも。
後頭ハゲ
ちょっとみすぼらしい・・・

すべての羽が、時間を掛けてゆっくりと抜けて生え換わります。

赤い長い尾羽や、
尾羽
風切り羽が、
風切り羽

パラリと抜け落ちたものを、なんとなく捨てるに捨てられず、瓶に入れて保管していました。
そのうち、その他の抜けた羽毛も、綺麗なものはなんとなく一緒に瓶に入れて取っておきました。

ちょぼちょぼと集め続けて、こんな感じに集まりました。
瓶の羽

この羽、どうしようかな・・・ただ瓶に入れておくだけっていうのもなぁ・・・

と、使い道を考えだしてみた矢先、何気に瓶の中のニオイをクンクンしてみると、

・・・ちょっとクサイ。
なにやら、獣のようなこんもりした臭いがホワーンと・・・。

これってもしかして、このまま密閉していたら、ダメなのかな?虫がわいたり、カビたりするのかも。
と、ちょっとネットで検索してみたところ、

「飼っていた小鳥の羽を取っておいたら、虫がわいたので捨てた」という内容のものをいくつか発見しました。

あ、やっぱり?
ちょっと臭うしね、放っておいたら虫もわきそうだよね・・・。
さて、どうしたもんか?

抜けた羽は洗浄することでキレイに保管できる

引き続き、色々調べてみましたら、世の中には野鳥の羽を拾って標本のようにしている方々がいらっしゃいました。
その中で参考にさせて頂いたのは、京都市青少年科学センターというサイトの、「野鳥の羽標本を作ろう」というページです。該当ページが無くなってました・・・残念です。

そこには、

羽が汚れている場合には、台所用の中性洗剤を少し加えたぬるま湯を用い、指でやさしく洗います。

と書いてありました。

あら、そうなのね!羽って洗剤で洗っていいんだ!
そうやってキレイにすれば、こんもりしたニオイも取れそうだし、虫もわかずに保管できそうです。

あと、追加でいくつかの羽毛布団クリーニング屋さんのサイトも参考にしましたが、

羽毛はケラチンというタンパク質が主成分であるため弱アルカリ洗剤(家庭用洗濯用洗剤)を使用するとタンパク質が溶解し、乾燥時に束のようになって固まってしまう。

と書いてありました。

なるほど。だから先ほどの野鳥の羽標本サイトに台所用の中性洗剤と書いてあったのですね。

ちなみに、台所用の・・・と書いてあったので、我が家の食器洗い洗剤(除菌のできるジョイ)を使えば良いのか、とパッケージを確認してみると、「弱アルカリ性」と書いてありました。

ふー、危ない危ない。台所用洗剤を使用する場合は成分の確認が必要です。

そこで、先ほどのクリーニング屋さんサイトの内容に戻ってみたところ、

中性洗剤とは、いわゆるおしゃれ着洗い用洗剤のことです。

と書いてありました。

ということで、シーサンが羽の洗浄に使用したのは「アクロンおしゃれ着用洗剤」です。
アクロン

パッケージを確認すると、ちゃんと「中性」と書いてありました。
パッケージ裏面

これらの手順にのっとって、実際に換羽の羽を洗浄してみました。

洗浄したあとの羽のニオイをかいでみると・・・くんくん。
洗浄後の羽

アクロンのいい匂いがします~。

アクロンなら羽毛洗いに自信が持てますっ!
古くて分からない?スイマセン・・・。

実際の洗浄手順についてはコチラにアップしました。

また、洗浄した羽をこのようなインテリアにして保存するのもオススメです。

まとめ

今回は、何気なく保管しておいたインコの換羽の羽がちょっと臭いだしたため、羽を洗浄してみたというお話でした。

インコを飼っているひとならば、羽を捨てられずに取っておいている人が結構いるんじゃないでしょうか。
虫がわいて、捨てるはめになってしまった!となる前に、きちんと洗浄してきれいにしておくことをオススメします。

じつは羽には汚れがいっぱい?!キレイに洗って保存しんチャイ!

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