インコは放鳥が大好き
インコを飼って、人によく懐かせようとするなら、ケージから出して一緒に遊ぶことになります。
これを、「放鳥」と言います。
大体のインコは放鳥が大好き。
ケージの中にいても、「出してくれー、出してくれー」という気持ちを行動でアピールしてくるようになります。
出して~
飼い主がケージの前に近づくと、扉の前にチョコン!と移動してきたり、うろうろ~うろうろ~としたり。
我が家のインコ達は、大体目が合うと、もう「出してもらえるんじゃないか?」と勝手にソワソワして、ケージの中を落ち着き無く動き回ります。
出してあげるのは良いのですが、我が家のインコ、特にセキセイインコのレイちゃんは、ケージになかなか戻ってくれません。
ウロコインコのチャイは、セキセイのレイより比較的手のひらで握られることに慣れているので、そっと握って戻せるのですが、レイは握られることが嫌いなので、捕まえようとすると察知して素早く逃げます。
昔、子供の頃飼っていたセキセイインコは、しばらく放鳥させていると、お腹が空いたら勝手にケージに戻り、餌を食べていたので楽チンでしたが、レイちゃんはいつまでも出っ放しで、自分で戻るということがありません。
クリッピングをしている鳥さんならばすぐに捕まえることができるのでしょうが、我が家の鳥さんはしていませんので。
セキセイインコの動きはかなり素早く、飛んで逃げるレイを捕まえるのは至難の業・・・
では、シーサンはどうやってレイを捕まえてケージに戻しているのでしょう?
インコは急に暗くなると動きが止まる?
我が家が取っている方法は「暗いところに移動して捕まえる」です。
鳥は突然暗い所に行くと、動きが止まります。
あぁ、よく鳥目って言うしね。鳥は夜は目が見えないんでしょー?
と、最初はシーサン思ってまして、暗い所に連れて行って捕獲してたワケですが・・・実はそうではないようです。
「鳥目=夜盲」と思われていますが、実はほとんどの鳥は夜でも人並みに目が見えているそうです。
暗いと全く見えない訳ではないようで、人間と同じで単に「昼間より見えにくい」だけなようです。
なんだ、見えてたんだ。じゃあなんで暗い所に連れて行くと、捕まえられるんだろう?
恐らく、突然暗い所に行ったらインコの動きが止まる理由は、「え?なになに?急に暗くなってビックリなんですけどー??」という感じか・・・。想像ですが。
そりゃ、急に暗い所に移動したら人間でも動きが遅くなりますよね・・・。映画館とか。
なので、セキセイのレイちゃんをケージに戻したいときは、肩や手に乗った状態のまま、さっと明かりのついていない別部屋に入ります。
そうすると、レイちゃんは動きが止まってじーっとするので、その隙にそっと捕まえて、ケージに戻します。
くっそー、やられたわい・・・
これはかなり、すんなりいく方法なのでオススメなのですが、難点があります。
それは、
インコは学習能力がある
という点です。
鳥は3歩歩いたら忘れるなどと、一体誰が言ったんだと思いますが、インコはかなり頭がいいです。
嫌な事などはよく覚えています。
なので、「あ、ここに連れて行かれたら、おウチに戻されるんだよな」と学習してしまうので、
同じ手が通用しなくなります・・・。
ちょっと暗がりに移動しかけると、ブーンとどこかに飛んで行ってしまいます。
これの解決策として、シーサン家が実践していることは、
・入る部屋を変えてみる(1階から2階に行ってみたり)
・明るい部屋に入って、あとから電気を消す。
・今いるリビング全体の電気を消してしまう。
といった感じのことです。
結局は、基本は暗くして捕まえるということです。
ただ、暗くしたらすぐに捕まあげてください。
パニックになって暗い部屋を飛び回ると、壁にぶつかって落ちたりと、思わぬ怪我につながり危険です。
まとめ
放鳥後になかなかケージに戻ってくれない鳥さんを捕まえるのに苦労している場合は、
暗くして捕まえる
を試してみてください。
ブンブン飛び回る鳥さんと追いかけっこするのはかなり大変です。
うまくケージに戻るようにしつけることができれば良いのですが、それもなかなか難しいので・・・。
ただ、あくまでもこれは我が家のケースなので、軽く参考程度にして下さい。
ストレスフリーなインコライフを楽しみんチャイ!
追記:放鳥からケージに戻すのに苦労していたセキセイインコのレイですが、3歳半弱になろうかという近頃、すんなり戻ってくれるようになりました!コチラの記事も是非ご参照ください。
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