オカメインコは脂粉が多いってホント?
オカメインコを飼ってみたい!と思っていくつかの飼育書を見てみると、大抵の飼育書にはよく「オカメインコは脂粉が多い」と書かれています。
脂粉(しふん)って何?という方の為に、簡単に説明しますと・・・脂粉とはインコの体から出る白い粉のようなものの事です。
脂(あぶら)の粉と、文字通りちょっと脂っぽくベタベタした感じの粉です。
それ故か、よく人間のフケのような物と例えられますが、鳥の脂粉は新しい羽毛を覆っていたケラチン物質が粉状になったものです。
ケージの中を汚したり、鳥アレルギーの原因にもなる厄介な脂粉ですが、出なきゃ出ないで問題なんです。
というのも、脂粉が出るのはちゃんと新しい羽毛が作られているからであって、新陳代謝が正常な証拠。脂粉の減少は病気のサインでもあります。
この脂粉ですが、鳥種によって量は異なるらしいんです。オウム類、特に白色オウムは脂粉が多めだと言われています。
ちなみにオカメインコは名前に「インコ」とついていますが、実はオウムです。
で、実際オカメインコを飼ってみて、その脂粉はどんなもんか?紹介したいと思います。
やっぱりオカメは脂粉が多め
さて、オカメインコの脂粉の量ですが、多いか少ないかというのを判断するには、他と比較するしかありませんね。
我が家にはセキセイ、ウロコ、オカメインコの3羽3種類がいるので、それらと比較してみると、確かにオカメインコはダントツで脂粉が多いです。
まず、体の匂い。いわゆるインコ臭と言ってマニアには絶大な人気を誇る(?)匂いです。
インコ臭は食べている餌に左右されると思います。我が家のインコズはシード餌をメインに与えているせいか、皆香ばしい干し草(?)のような匂いです。
でもその中で、オカメインコだけがなんとなーく脂っぽい匂いがします。ちょっと脂で湿ったベビーパウダーのような・・・。
で、部屋の中で羽繕いしている時。オカメインコが足でポリポリと高速カキカキをし出すと、部屋中がポワ~ンと鳥臭くなります。
これって、やっぱり脂粉がより多く舞っているせいだと思うんですよね。
そしてさらに、放鳥中。
黒っぽい洋服を着ているところにオカメインコが止まったりすると・・・
これは実際に画像で見てみましょう。
コチラ、我が家のオカメインコの丸くんです。
紺色のシャツを着たシーサンの肩に乗っています。
こんな風に頭をカキカキ~ナデナデ~と、ひとしきり戯れると・・・
ほらこの通り。
分かりますか?赤マルで囲っている辺りが白くなってますよね?
これ・・・脂粉です。
分かりやすいように、もう一度。
コチラがオカメ前。
んで、コレがオカメ後。
こんな風に、濃い色の服を着ているところにオカメインコが止まったり、体が当たったりすると、白くなるんです。
これね、我が家のセキセイインコとウロコインコはならないですよ。最初ビックリしました。
ガラス窓に誤ってぶつかった時にも、窓に白い鳥型が薄っすら付いてたし・・・。
ということで、結論!
オカメインコの脂粉は、セキセイインコ、ウロコインコに比べてダントツに多い!
オカメインコ飼育を検討している方は参考にしてください。
まとめ
今回は、オカメインコの脂粉は多いって言われるけど、どのくらい多いのかというお話でした。
結果、我が家の他のインコに比べてオカメインコの脂粉はやっぱり多いです。
水浴びするとちょっとは緩和されると思うんですけどね~。我が家のオカメインコの丸くんはあまり頻繁に水浴びをしないタイプで・・・。
この脂粉がどうしても受け入れられない!という方は、オカメインコのお迎えは見送るのがベターです。
オカメインコは脂粉が多め!お迎え前にじっくり検討しんチャイ!
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