インコの飼育セキセイインコの飼育習性・特徴

言葉を喋る小鳥が欲しい?セキセイインコをおしゃべり上手にするポイント

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レイちゃん

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セキセイインコはおしゃべりが上手

セキセイインコは人の言葉を真似ておしゃべりするのが得意です。
犬や猫を飼っている人から見れば、動物が人の言葉を喋っている様子がとっても不思議な光景に見えるようです。

もちろん喋る、話すといっても、人語を理解して人と同じように会話が出来る訳ではありません。
インコは言葉の音を聞いて、真似をして発しているんですね。

音真似上手なインコさんは、言葉だけでなく色々な生活音を真似て発します。
我が家のセキセイインコのレイちゃんの場合は、
「おはよ」「レイちゃん」「イイコイイコ」「カワイイ」などの他、
くしゃみ、咳払い、タンタンタン!と何かの衝撃音を発してみたり、
人がしゃがむ等の動作を目ざとく見つけて、「ヨイショッ!」と言ってみせたりします。

教えなくても、勝手によく聞こえる言葉を真似して喋りだします。
子供を叱ってばかりいると、すぐに真似して「コラ!〇〇(子供の名前)!」と喋りだすので、うかつに叱れません。

本当に賢いです。あんな小さな頭の小さな脳みそで、よくもまぁこんなにすぐ覚えるもんだと感心してしまいます。
首をかしげるレイ
エライ?

歌も何度も歌って教えると、歌います。
カープの応援歌もいくつか教えまして、歌うのですが、途中で分からなくなると勝手に覚えているフレーズを繋ぎ合わせて替え歌にしてしまいます。笑ってしまいます。

カープの応援歌を知っている人なら分かると思いますが(知らない人はゴメンナサイ)、

♪カープ、カープ、カープひろっしま♪ひろカ~プゥ♪

と、いつまでたってもちょっと惜しい感じではありますが。

実際に歌っている動画がコチラです。

このように、セキセイインコはお喋り上手な憎めないヤツです。
言葉を喋る動物を飼いたい人にはセキセイインコはとってもオススメなのですが、それを目的にセキセイインコを飼うのであれば、いくつか実経験上のポイントがあるのでご紹介します。

1羽だけで飼うこと

ケージに登るレイ
セキセイインコがおしゃべりするようになる確率を上げる為には、やはり単頭飼いがオススメです。

セキセイインコがなぜ人の言葉を真似て喋るのか、それはセキセイインコの習性が関係しています。
インコは集団で生活し、周りの仲間と鳴き声でコミュニケーションを取っているそうです。

そのため、周りに鳥の居ない環境で人に飼われているセキセイインコは人を仲間と認識し、仲間が発するのと同じ音を出そうとし、喋るのです。

複数飼いのインコさんは、どうしても周りからお仲間の鳥の声が聞こえるので、鳥さんとコミュニケーションを取ろうと鳥語(?)を喋る傾向が高くなります。

従って、人間を仲間と認識させる為にも、1羽だけで飼うことがポイントになります。

中には複数飼いでも喋りだす子もいます。これは固体によるので何とも言えませんが、少しでも確率を上げたいなら1羽だけで飼うことをオススメします。

たくさん話しかける

飼育しながら、たくさん話しかけてあげることもポイントになります。

インコさんは仲間とコミュニケーションを取るために人の言葉を真似するので、「私はあなたの仲間ですよ」「あなたとコミュニケーションを取ろうとしているのですよ」という姿勢が大切です。
自分の仲間の発する音はこれなんだ、これを使ってコミュニケーションを取ろう、とインコさんに思って頂きましょう。

話しかけているときに、インコが動く口をじーっと見つめていたり、口に顔を近づけてじっとしていたら、言葉を一生懸命聞いているよというサインです。
このような仕草をする子は高確率で人間のおしゃべりに興味があります。
インコさんにとっては、人間の口が動いて、そこから音が出てくるというのが、何ともオモシロイらしいのです。

飼い主にもっとおしゃべりをして欲しくて、一生懸命口に寄ってきます。
人間の子供のように「新しいことを覚えると嬉しい」という感情も持っているようで、喋りだすと言葉をどんどん覚えたがります。

そのせいか、おしゃべりを止めると「もっと喋れよ!」と怒って唇に噛みついてくることもあるので、その辺りは様子を見ながら危険回避してください・・・。

ガブッとやられると、とっても痛いので「痛い!!」と言うと、「イタイ!イタイ!」と覚えてしまうという、何とも憎たらしい一面も・・・

ちなみに、低い声よりは高めの声で話したほうがインコが覚えやすいらしいので、ある言葉を覚えさせる時には、男性の方は1トーン高めの声で話しかけてみてください。

鏡の前にインコさんと立ち、インコ(=自分なのですが)の姿を見せながら覚えさせたい言葉を喋ると、「自分と同じ仲間の鳥がそう喋っている」と(誤)認識して、覚えることもあるのだとか。

どちらかというとオスの方がしゃべる?

これは固体差もあると思いますが、どちらかというとオスの方がおしゃべり好きだと、数冊のインコ関係の本で読んだ事があります。

レイちゃんをお迎えした鳥屋さんのおばさんも言ってました。「男の子だったらしゃべるかもよ~」と。

恐らく、メスへの求愛のためにさえずりをすることから、オスの方がおしゃべり好きだということなのでしょう。

但し、別記事でも書きましたが、セキセイインコの性別は雛のうちは分かり難いので、確実にオスが欲しかったら生後半年ほどのセキセイインコをお迎えした方が良いです。

あくまでも性別の違いは、「そういう傾向にある」ということなので、メスでもお喋りする子はたくさんいます。
メスだから喋らないというわけではありませんので、あしからず。

まとめ

セキセイインコがお喋りをするようになる確率を上げるためのポイントは、

1:1羽だけで飼う。
2:たくさん話しかける。
3:性別を選べるならオスの方が可能性が高い。

この3つになります。
ただ、これはかなり固体差がありますので、必ずしもそうしたからそうなる、というものではありません。
なかなか喋らないよ!という場合も、根気強く教えれば、いつかは喋りだすかもしれません・・・。

実践したけど喋らなかったよ!と言われてもシーサンは責任が取れませんのでご了承くだチャイ!

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