我が家でセキセイインコをお迎えしたいきさつ
「お母さん(お父さん)、〇〇を飼いたい」
幼稚園~小学生のお子様がいる家庭では、一度は子供に言われた事があるのではと思われるフレーズ。
シーサン家も例外ではなく、何度か言われたことがある。
犬、猫、インコ、ハムスター、クワガタ、金魚、等々・・・
全部に応えていたらペットショップ化してしまうので、もちろん親の希望や条件に見合ったものしか採用されないのだが。
この中で、今まで採用となったペットは、
インコ、クワガタ、金魚
金魚は引越しの際に実家に引き取ってもらったので、現在飼っているのはインコとクワガタです。
クワガタはさておき、最初にお迎えしたのはセキセイインコのレイちゃんですが、
呼んだ?
「インコを飼いたいけど、親に言ったら反対されそう・・・」と思っているそこの小中学生!
「子供が突然インコを飼いたいと言い出した・・・」と困惑しているそこの親御さん!
鳥の飼育を考えているが、家族にその気持ちをどうやって理解してもらうか。
ペットを飼うには家族の協力が不可欠です。
シーサン家でのいきさつを紹介しますので、役に立つか分かりませんが是非とも参考にして下さいませ。
インコの飼育本を学校の図書室で借りてきた娘
まず、我が家のケースでは、最初は娘が小学校の図書室で、「インコ・カナリアの飼い方」的な本を借りてきました。
インコを飼っているお友達に話を聞いて、インコに興味がわき借りてきたそうです。
初めて借りてきたときは一人で本を眺めていました。
写真で色んな種類のインコを見て、「わーカワイイ」とか言いながら。
その時は何事もなく、図書の本は返却。
そして数週間後にまた同じ本を借りてきた!
「またそれ借りてきたの?」
「うん・・・」
そして、
「あのさぁ・・・インコっていくらくらいするのかな?」
「え?なんで?」
「飼ってみたいんだけど・・・」
と。
うちの娘(1号)はあまり自分はこれが欲しいとか言わないタイプで、誕生日にも欲しい物が特にないなどと言う、子供らしくない子供なのです。(2号は欲のかたまりですが・・・)
それが、同じインコの飼い方本を借りてきて、こう主張してくるというのがちょっと珍しかったのと、セキセイインコなら自分が実際に飼っていた事もあり、シーサンもインコが好きだったので、こりゃーちょっと考えてやろうかと。
ただ、シーサンのダンナ様は鳥を飼った経験が全くなく、最初は、
「はぁ?鳥?!なんなんそれ、いくらするの?鳴いたらうっさいんじゃないの?臭いんじゃないの?餌とかいくらかかるん?なんか面倒くせーなぁ」
というような反応だった。
まぁ・・・鳥の飼育に知識のない人だったら、普通の反応なのかもしれないね。
当初は面倒くさがっていたダンナだが、娘がしおらしく頼むものだから、ちょっとは考えてやろうという気になったようで、課題を出してきた。
・インコの値段(高いのはムリだよ)
・寿命(どのくらいまで生きる?)
・飼育に必要な物(ケージとか、値段は?どこに置く?)
・エサ(何を食べる?値段は?)
・毎日の世話は何をする?(誰がやるの?出来るの?親に押し付けはダメだよ)
・旅行や帰省で留守の時はどうする?(何泊くらいなら置いていけるのか)
・ニオイや鳴き声など(臭かったり、近所迷惑はダメよ)
「これらのことを自分で調べてみて、自分で飼えるのか、出来るのかっていうのを考えてみなさい。」
ってことだった。
ズボラなシーサンは内心、
「めんどくさいな・・・さっさと飼ってしまえばいいのに」
と思ったが、やっぱり生き物だし、命のあるものを人間の都合で飼うというのはそれなりに責任の伴うことなので、それときちんと向き合わせるのも親の務めと思い、調べさせることにした。
娘もよっぽどインコが欲しかったのだろう、本を借りたり必死で調べた。
どうしても分からない所は、シーサンが一緒に調べてやった。
それで晴れて大黒柱のOKを頂き、レイちゃんを飼うことになったのです。
まとめ
我が家がセキセイインコをお迎えするまでの経緯をざっと紹介しましたが、結局何が言いたいかというと、
・本気で飼いたいと思っているなら、色々きちんと調べてみよう!
・そして、説得する対象(親などの家族)がいる場合は、自分で調べた情報ををもとに、熱意を持って説得にあたろう!
ということです。
闇雲に「カワイイから飼いたい」では、お許しは頂けないでしょう。
しっかり飼いたいという気持ちを行動で示してみましょう。
その努力、熱意があれば、きっと首を縦に振ってくれるはずです。
少なくとも、命をお迎えし、一生を共に過ごす気持ちがあるなら調べることなど大した苦労ではありませんし、自分も飼育の知識がついて一石二兆ですね。
飼いたい気持ちを態度でしっかり示しんチャイ!
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