セキセイは飼ったことあるけどウロコインコは初めて?
シーサンがウロコインコのチャイを飼い始めるまでに、飼ったことのある鳥はセキセイインコ、文鳥、カナリヤでした。
この中でセキセイインコは何回か新たにお迎えし直したり、自宅で繁殖をして二代目まで飼ったりと、長いこと飼育に携わっていました。
とは言っても子供の頃の話なので、今とはだいぶ飼育状況も違っていましたが。これはやっちゃいけないとか、食べさせちゃいけないみたいなのも気にせず割と適当に飼っていた感じですね。
そんなシーサンですが、大人になり子供が出来てからまたセキセイインコを飼うことになり、続いてウロコインコを飼うことになりました。
セキセイインコは飼ったことあるから、どんな鳥か分かる。ウロコインコはよく分からない・・・。
でも同じ「インコ」だし、大体同じじゃないの?
って、ちょっと軽く考えてたところはあります。
そんで実際ウロコインコをお迎えしてみたら、セキセイインコとの細かい違いが目について、「これって普通なの?なんかおかしいんじゃないの?だってセキセイインコはこんなじゃなかったよ!」って、いちいち心配になった。
同じ「インコ」という名前がついていても、そりゃ違うもんです。ウロコインコを飼い始めてそろそろ4年になる今となっては、ウロコインコってこんな感じというのがだいぶ分かってきました。
でもお迎え当初は、セキセイインコしか飼育経験がないもんだから、計る物差しが完全にセキセイインコ基準になってましたね・・・。事あるごとに「セキセイはこうだったけど」って思ってました。
という訳で今回は、シーサンがウロコインコお迎え当初に体験した、セキセイインコとウロコインコの違いについてのお話です。
セキセイインコしか飼ったことないけどウロコインコを飼ってみたい!もしくは飼い始めた!という方が、これってウロコインコにとって普通なの?異常なの?って疑問に思うかもしれないちょっとした違いをまとめてみたいと思います。
セキセイとウロコはこんなところが違う
ウロコインコを飼ってみて感じた、セキセイインコとの違い。
まずは挿し餌。
お迎えする日齢にもよると思いますが、セキセイの挿し餌とウロコの挿し餌を比較すると、セキセイの方が断然ラクです。
まずセキセイは、挿し餌をスプーンに乗せた状態でくちばし付近に持って行くと、結構勝手にガツガツ食べる印象でした。
これに比べてウロコは食べない。ウロコはスプーンでくちばしをこじ開けて、流し込むように与えてあげないと食べてくれません。
特にお迎え当初は、環境や挿し餌の与え手が変わり、慣れるまでかなり時間がかかります。
えぇ?全然食べてくれないじゃん!セキセイはガツガツ食べたのにぃ~!ってなります。
セキセイの挿し餌は「大丈夫!キミでもできるよ!」って言えるけど、ウロコの挿し餌は・・・「心配だったら一人餌になってからお迎えした方がいいかもよ?」って言うレベルです。
次はフン。これは個人的に一番気になった点かもしれない。
セキセイのフンって通常、プリっとコロッとしてて、あまりべちょっとしてないんですよね。
頭や洋服の上にフンされても、ティッシュでフンの上の方を上手くちょいとつまめば簡単に取れる。服も汚れてない。
くちばしにもついちゃう!かなりの固形状態。
これに比べてウロコのフンはべちょっとしてる。ティッシュでつまんでキレイに取れるってレベルじゃない。
服などの布製品にフンされると、99.9%汚れます。フンの尿酸という白い部分、そこが確実にベッチョリと布に残って、拭いただけじゃ取れやせん。
これね、お迎え当初かなり気になった点なんです。
なんかフンが水っぽいんだけど・・・体調悪いのかな?大丈夫なのかな?だってセキセイのフンはコロッとある程度固まってるのが普通だったよ?って思いました。
雛の頃は挿し餌の水分でフンが緩いのかと思いましたが、結局4年経った今もそこそこべちょっとしています。これが普通なんだと思うようになるまでしばらくかかりました(苦笑)。
とにかく、ウロコにフンされたらキレイに取れないと思え!です。
さてお次は鳴き声。
セキセイの鳴き声はピヨ!ピヨ!って張りがある。ザ!小鳥!って感じ。
これに比べてウロコは、ハッキリ言って聞いてて心地の良い鳴き声ではない・・・すまぬウロコ。
普段の鳴き声はグェ、グェと、なんだ?お前はカエルか?というような感じ。
そして呼び鳴きや危険を察知した時の鳴き声が、キーキーギャーギャーと、耳をつんざくようなうるささ。
ここはジャングルですか~?!レベル。
ちなみにウロコの呼び鳴きはこんな感じ。
バードコールを使用して、呼び鳴きさせたところを動画に撮ってみました。
続いては行動。
これはさすがに違う鳥だから、そこそこ違ってて当然なんだけど、ちょっとだけ気になった点を紹介します。
まずセキセイは基本すばしっこい。
移動がちょこまかと素早く、止まり木や手に乗る時もピョン!ピョン!って跳ねるような感じで乗ってくる。
これに比べてウロコは、止まり木や手に乗り移ろうとする時に、足を持ってくる前にくちばしが来る。
どういうことかと言うと、くちばしで支えながら「よいしょ」って乗ってくる。人が立ち上がる時に手すりにつかまるような感じかな。
そんな感じでウロコの場合はまずくちばしが来る。
これがね、慣れるまでは「噛まれる!」って思っちゃうんですよ・・・。実際、若干噛みながら乗り移ってくることもあるんだけど。
くちばしが来ると、恐いじゃない?ガブってやられるんじゃないかと思って、とっさに手を引っ込めちゃうこともありますよね。
でもウロコにしてみたら、ただ普通に手に乗ろうとしてただけっていう・・・。
これ、うちのウロコだけですかね?いや、きっとみんなのウロコもそうだよね??
まとめ
今回はセキセイとウロコの違いについてのお話でした。
セキセイインコしか飼ったことなくてウロコインコをお迎えすると、その違いに戸惑ったり、変に心配になったりすることがあります。
長いことセキセイの飼育をしていると、インコ=セキセイみたいな物差しが頭にあるんですよね・・・あれ?セキセイと違う!ってなっちゃう。
でも、今となっては違って当たり前。同じインコと名前がついていても、種類も生息地も違う別の鳥なんですから。
セキセイしか飼育経験のない方が、これからウロコインコを飼うって時に少しでも参考になれば嬉しいです。
ウロコとセキセイは別の鳥。みんな違ってみんないい!って金子みすゞで締めんチャイ!
コメント
毎回楽しい話題をありがとうございます?
うちは、オカメとセキセイインコがいるのですが、私もやはりフンの違いに最初は戸惑いました。
かなりオカメのフンはベターっとしてます?
ただ、可愛さはそれぞれ違う部分なので、逆に楽しませてもらえますよねー。
オカメは体が大きいので、やっぱりフンもセキセイに比べるとボリューミーですよね…そしてビビりな性格故か、我が家では放鳥中は多尿フンが多くて、ベターっと言うよりビシャビシャで、これまた困りものです(^^;