インコの挿し餌には何が必要?
一人餌になる前の雛からインコをお迎えする場合、飼い主が雛に餌を食べさせてあげる必要があります。
この、雛に餌を食べさせる行為を「挿し餌」と言います。
前回の記事ではオカメインコの雛の挿し餌のやり方を紹介しました。
今回は我が家で挿し餌の時に使用している道具について詳しく紹介します。こんな物があれば良いのね、と参考にしてください。
それでは、インコの挿し餌グッズはこんなだ!見てみよー!!
我が家の挿し餌はこれでやってます
インコの雛に挿し餌をするにあたり、基本的に必要になるのは以下の物です。
■挿し餌を入れる容器
■湯煎用の別容器
■給餌スプーン
■キッチンスケール等インコの体重を量れる物
挿し餌をする雛をお迎えする前にはこれらの物を揃えておきましょう。
それでは我が家で使用しているこれらの物を紹介していきます。
挿し餌を入れる容器には、こちらの写真右のステンレスのカップ(?)を使用しています。
写真左のマグカップは湯煎用です。
どちらもたまたま自宅にあったものですが、このように形状が似通ったものを重ねて湯煎した方が挿し餌がやり易いです。
というのも、湯煎をしながら与えるので、挿し餌の容器が湯煎容器にフィットしていないとスプーンですくう時に容器がクルクル回ってしまってとっても取りづらいです。
また素材もステンレスの方が熱伝導がよく、餌がすぐ温まります。マグカップに湯を入れて、このように重ねて温めながら挿し餌をします。
ステンレスのプリンカップに、一周り大きいマグカップ等がオススメです。
そして、大事なのは挿し餌を与えるための給餌スプーンです。
お世話になっているブリーダーさんの使っている挿し餌スプーンの形状を参考に、100円ショップで買ったステンレスのスプーンを曲げて手作りしました。
最初は「プラスチックのスプーンをライターであぶって、キュッと曲げると簡単に作れます」とお伺いしていたので、実際やってみたのですが・・・
・・・・・・・・・ウニョウニョですね。これは作り手シーサンの腕の無さのせいなのか?!結構難しかったぞ!
まぁ使えなくもなさそうなんだけど、自分として納得がいかないので、却下。
そして、ちょっと大変だけどやっぱりステンレスのスプーンで作る事にしました。
ブリーダーさんに「ステンレスのスプーンはメッチャ硬い!曲げるの大変!ペンチとハンマーでガンガンやって手が痛い!」と聞いていたので、そりゃそうだよなぁ・・・非力な女じゃ無理っぽいと諦めていたのですが、よく考えてみたら我が家にはダンナ様の趣味の工具が溢れておりまして、万力があるではないですか。さっそくダンナ様に作ってもらうことに。
加工用に購入したスプーンはコチラ。
安心の日本製・貝印ですね。100均で買えました。
このスプーンをインコの口の形状に合わせて、先端をギュっと曲げてあります。
上が加工前、下が加工後です。
加工後スプーンの裏です。
スプーンの持ち手部分も、少し曲げてあります。
ここを曲げておくと、挿し餌のすくい易さが断然違います。パフェのスプーンのようなイメージです。
ステンレスのスプーンを曲げるのは、工具があるか超能力でもない限りはかなり大変なので、市販の物を購入してしまうのも有りです。
金属の給餌スプーンを購入・使用する場合は、素材が不明なものは使わない方が安心です。金属は中毒が怖いので、疑わしきは避けるのがベターです。
さて、容器とスプーンが揃ったところで晴れて挿し餌は出来ますが、挿し餌のインコに必要なのが「体重測定」です。
挿し餌期間中だけではなく、その後もインコの体調を把握するためには体重を量るのは基本なので、せめてグラム単位で量れるキッチンスケール等が欲しいところ。
我が家では0.1g単位で測ることが出来るタニタのデジタル式キッチンスケールを使用しています。
これでインコの挿し餌はバッチリ!!
まとめ
今回は、我が家で使用中のインコの挿し餌道具の紹介でした。
容器は自宅にあるものを上手く利用できると思いますが、給餌スプーンはやはり形状が大事です。雛の嘴に合うように、また上手くフードが流れていくようなスプーンが必要なので、手に入らないときは通販を利用しても良いかと思います。
挿し餌の期間は長いようであっという間に終わってしまいますが、道具がなければ挿し餌もできませんので、事前に準備しておきましょう。
雛の挿し餌は大変だけどかわいいよ!挿し餌のインコライフも楽しみんチャイ!
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