うちのインコは右利き?左利き?
人間に利き手があるように、実は鳥にも利き足があることをご存知だったでしょうか。
シーサンは知りませんでした。
セキセイインコのレイちゃんは、足で物を掴んだりしませんので、今まで気にしたことがありませんでした。
ウロコインコのチャイを飼い始め、チャイが足で器用に物を掴むようになってからしばらく経った頃、見ていてふと気がついた。
いつも左足で物を掴んでいるな・・・もしかして左利きなのかな?と。
鳥さんに右利きとか左利きとか、あるんかいな?とちょっと興味がわき、調べてみた。
そうしたら、結果、あるらしいのです。
オーストラリアの大学の研究チームが調査していた!
オーストラリアのマッコーリー大学という大学の生物科学科グループが発表した研究結果が、2011年「biology letters」のオンライン速報版に掲載されていました。
その調査とは、「16種類のオウム322匹について、その利き足と利き目の関連を調べた」というもの。
利き足の前に、利き目があるらしい。
つまり、利き足が右足のオウムは、まず右目で物を見てから、その物を右足でつかむ。利き足が左足の場合は、左目で見て、左足でつかむということらしいです。
動作の順番としては、まずは対象物を見ることを覚えて、その次にその物をつかむという動作を覚えると考えるのが自然ということらしく、最初に利き目があって、それによって利き足が決定されたと考えられるそうです。
ちなみに、この調査の結果「約47%が左利き、33%が右利きで、残りは両利き」だったそうです。
中には右利きばかりや左利きばかりの種もいたそうですが、鳥さんは左利きの方が多いんですね。
我が家のチャイも左足で物を掴みますし、きっと左利きなのでしょう。
セキセイインコは物を掴まないので、どっちが利き足か分かりにくいですね。
指に乗る時に、どちらの足から乗っているかを確認してみると、もしかしたらその足が利き足かもしれません。
ちなみに、この調査結果を読んでいたら、「どちらかの足で一旦食べ物をつかんだら、もう片方の足でつかみ直すことはめったにしない」と書いてありました。
まとめ
インコにも人間と同様に右利き、左利きがありました。
調査の結果では半数以上が左利きなようですが、自分の飼っているインコはどっち利きなのでしょう?
普段の生活をよく観察していると、どちらの足をよく使っているか、分かると思います。
まぁ、鳥の利き足がどちらか分かったところで、何の役にも立たないのですが・・・
ちょっとした豆知識ということで!
「お、この子は左利きだね~」「うちのは右利きで・・・」なんて会話の種にでもしていただければ・・・
右でも左でもどっちでもいいが、たまにはインコのプチ観察でもしてみんチャイ!
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