オカメインコは産卵から巣上げまで何日かかる?
オカメインコをお迎えしたい!という方々の中には、さし餌の雛からお迎えしたいという人や、さし餌が終わった直後の若鳥の段階でお迎えしたいという人まで様々でしょう。
ペットショップ等で探している時にたまたま希望の日齢のオカメちゃんに出会えればラッキーくらいに探している人もいれば、はたまたブリーダーさんに、特定の品種を特定の日齢でお迎えしたいと事前予約する人もいます。
ペットショップから迎える場合も、ブリーダーさんから迎える場合も、販売されるオカメインコはどんなに早くても人為的に親元から引き離し、人の手によってさし餌をされる日齢になってからです。これを一般的に「巣上げ」といいます。
通常野生の状態では、まだ一人で餌を食べることが出来ない段階の雛は親に給餌してもらい、飛べるようになって一人で餌を食べれるようになると親元から離れて一人立ちします。これは「巣立ち」と言います。
つまり「巣上げ」は「人の手で給餌する為に巣立ち前の雛を人為的に親元から引き離す」ことです。なんでそんなことをするのか?それは「手乗り」にするためです。
人の手からさし餌をもらって育つと、人に慣れるという訳です。
ちなみに我が家のオカメインコの丸くんはブリーダーさんからお迎えしました。
お迎え日よりもだいぶ前に、「オカメインコのノーマル・オスが欲しいので産まれたら教えてください。お迎え希望日は〇月〇日頃です。」といわゆる予約注文をしておきました。
予約をしたらしたで、「うちのオカメはどうなった?まだか?もう産まれたのか?いつじゃー?いつくるんじゃー!!」とかなり勝手にヤキモキしてしまうものです。
で、「まだですか?まだですか?いつですか??」と結局待ちきれずにソワソワこちらから連絡をしてしまいます(苦笑)。
そして、「卵は産んでますけど、孵化してノーマルかどうか判明して、巣上げまではまだまだ先ですねぇ」とか言われたりします。
えーっと・・・ちなみに、オカメインコって卵を産んでから巣上げまで、一体どのくらいかかるもんなんですか?
ということで、オカメインコの産卵~孵化~巣上げの日数は?イッテミヨー!
オカメインコ産卵から巣上げまではトータル約40日
オカメインコは卵を産んでから孵化するまでは当然ですが親鳥が温めます(抱卵といいます)。ちなみにオカメインコはオスとメスが交代で抱卵します。
普通、産卵してから孵化までの抱卵日数は約20日です。
卵は20日間温められ、ようやく孵化します。そして親鳥は、孵化した雛に吐き戻しで餌を与えます。
この親鳥による給餌で20日間ほどが経過し、雛がある程度成長すると、人の手によるさし餌でも問題なく育てられるようになります。
従って、
産卵~孵化までが20日。
孵化~巣上げまでが20日。
トータルで、オカメインコの雛が産卵してから人の手に渡るまでは約40日かかります。
つまり、親鳥が卵を産んでから雛が一般市場にて販売されるようになるまでは、どんなに早くても軽く一か月以上はかかるということです。
ちなみに、巣上げされた雛のさし餌が終了し、一人餌になるまでにはさらに20日程が必要です。
一人餌になったばかりの若鳥をお迎えしたければ、産卵から約60日後となります。
オカメインコの繁殖シーズンは主に春と秋です。
ショップが雛や若鳥で賑わうようになるには、実際には繁殖シーズンからおよそ一か月半ほど後になると思っておきましょう。
春生まれの雛の場合は5~7月くらいといったところでしょうか。
まとめ
今回はオカメインコの雛が卵から孵化して人のさし餌で育てられるようになるまでの日数の紹介でした。
卵が産まれたよ~から20日、そして巣上げまでさらに20日がかかります。
自分がいつ頃、どのくらいの日齢のオカメインコをお迎えしたいのかを考えて、スケジュールを立てると良いと思います。
鳥が卵から孵るには時間がかかるよ!気長に待ちんチャイ!
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