インコを飼ったら爪切りをしなきゃいけないの?
インコを飼いたい!飼ったことがないけれど、飼ってみたい!もしくは、飼い始めたばっかりだ!
そんな時、インコ飼育に必要な物や飼育方法など、色々調べてみると思います。
で、ふと、「インコって爪切り必要なの?」って思う方もいると思います。
必要だとしたら、ぶっちゃけ面倒くさいとか、どんな道具が必要なのか、とか、自宅でできるのか、とかね。
鳥種にもよるかもしれませんが、我が家にいるセキセイ、ウロコ、オカメインコはどうしているのか?インコの爪切り事情の参考までに紹介したいと思います。
爪切りは必ずしも必要ではない
まず、インコ飼育に爪切りは必須か否か、という話ですが、結論から言うと、
爪切りは必須ではありません。
インコを飼ったら、必ず爪切りしなくちゃいけないのかというと、そうではない、ということです。
なんで爪切りが必須じゃないかと言いますと・・・
野生のインコって、爪切りなんてしないですよね。
普通に暮らしているインコの爪は、伸びるけど、木につかまったりすることで自然に削れたり、自分で齧ったりして、お手入れされています。
人間の飼育下のインコも基本的には同様です。
ケージの止まり木で、ある程度は自然に削れているようです。
我が家のインコズを見ていると、たまに自分でかじったりもしています。
止まり木につかまるのに、何も支障がない程度の長さであれば、わざわざ人間が爪を切ってあげる必要はありません。
じゃあ、わざわざ爪を切ってあげなきゃいけないのは、どんな場合かと言いますと・・・
インコの爪は、自然に削れて長さは保たれているのですが、爪の先がとがってくるんですね、どうしても。
そうすると、放鳥時に洋服の繊維に引っかかったりします。
もう一つ。肩や腕、頭に乗られた時に、単純に痛い。
洋服の上からならまだしも、夏場のノースリーブの無防備な肌に直接着地されると、普通に痛いです。
あとね、頭皮。これも着地が荒いと結構グサッとくるんだな。
我が家のセキセイ、ウロコ、オカメで比較してみると、止まられて爪が痛いのは断然オカメです。
「なんだコノヤロー」
やっぱり体重の差かな~と思います。3羽の中では一番体がデカいしね。
散々、腕に止まられた後は、赤くプツプツと爪痕が残ることもしばしば。ちょっとかさぶたになったりもします。
これが痛くて嫌だから、爪を切ろうかな・・・という程度です、我が家では。
完全に「飼い主都合」の爪切りですね。
でも、爪切りが面倒くさいので、最近は全然やってません。
喜んで爪を切らせてくれるのならまだしも、絶っっ対に嫌がるので、わざわざそんな思いをさせてまで切らなくていいかな、と思うようになりました。
ウロコインコのチャイの爪も、以前はたまに切っていましたが、同じ理由で最近は全然切ってません。どんな風に切っていたかは、コチラをご参照ください。
獣医さん並みに上手に保定して爪を切れるようになりたい!という方には、コチラのビール小瓶を用いた保定訓練法がオススメです。
という訳で、結論としては・・・
放鳥時に、ちょっとチクチク痛いのを我慢できれば、爪切りは敢えてしなくても大丈夫です。
ただし、止まり木の形状だったり、餌による栄養状態によって、どうしても爪が自然に削れる程の環境ではなかったりします。
そんな時は伸びすぎてしまうこともあるので、爪切りが必要になります。
そう考えると、止まり木ってインコにとってはかなり重要ですね。まぁ、その話はまた別の機会にしたいと思います。
まとめ
今回は、インコを飼うにあたって、爪切りは必要か否か?というお話でした。
結論としては、爪切りは必ずしもしなきゃいけないものではありません。
多くの場合、爪切りは、放鳥時のトラブル(引っかかる、痛い等々)を避けるために便宜上やる程度です。
ただし、生活環境にもよりますし、もちろん個体差もあります。
中には、普通に生活してても伸びてきてしまう、というインコさんもいるようです。
あくまでも我が家ではこうですよ、というお話なので、参考程度にしてくださいね。
爪は意外と勝手に削れていくよ!そんなに頻繁に爪切りは必要ないって思っときんチャイ!
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