インコの飼育

ペットショップのインコにお迎え前に自分を覚えてもらってから買いたい!?

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そこそこ大きくなったインコをお迎えする時

インコをお迎えする時、生後どのくらいでお迎えすることになるかは人それぞれだと思います。

中にはペットショップで長い事飼育されていた個体をお迎えする方もいるでしょう。
ちょっと見るだけ・・・のつもりでたち寄ったショップで、長い事売れずにいたインコと目が合い、まるで

「・・・あなたを待っていたの。私をおウチに連れてって」

とでも言っているかのような表情に胸がキューンとなって、こりゃ今日ここでこの子に出会ったのは運命だわ!と、お迎えを決意するケースも多いかと思います。

あるいは、長い事売れずにいるインコが気になって、足しげくショップに会いに行く人もいると思います。

そんな時、ちょっと気になるのが、ショップ生活が長すぎて、お迎え後に自分に慣れてくれるかどうかじゃないでしょうか。

毎日世話してくれる店員さんには慣れてるんだけどね。実際、お金払って買ってくれたかどうかなんてインコにとってはどうでもいいことなんで、家に連れて帰っても「誰コイツ?」扱いになってしまうのが悲しいところです。

お迎え後に早く自分に慣れてもらうために、買う前からできるだけ自分の事を覚えてもらいたいですよね。

そんなこと言っても、日々色々な人がお店に来るわけだし、都合よく自分のことだけ覚えてくれるのかしら?

環境や個体差もあるでしょうが、インコに自分を覚えてもらうために、小さなことだけど簡単にできることがあります。

やらないよりは、やった方がマシ!

こうすればもしかしたら覚えてもらえるかもしれないよ、というコツを紹介します。

ズバリ!同じ服を着て同じ時間に通おう!

スライリーとウロコインコ

お店にいるインコに自分を覚えてもらうために出来る、ちょっとしたこと。それはズバリ、

・同じ服を着て行く
・同じ時間帯に行く

コレです。

インコは目がいいです。
視覚、嗅覚、聴覚の中で一番優れているのは視覚です。

さらに、インコは飛行する動物なので、飛んでいる時に色々な物を瞬時に捉え、状況判断する能力にも優れています。

ケージの中から、人間が思っている以上に色々な物を見て考え、判断しています。

家で長いこと飼っているインコも、家にいる人の身に着けている物や行動をよーく見ています。

「あ、この人はこのかばんを持ってこの時間帯に出かけたら、いつも夜まで帰ってこない。」

とか、

「この人がこれをやり終わったら、いつも放鳥して遊んでもらえる。」

とか。

結構よく見て覚えています。

さすがに飼い主家族は洋服が違っても、姿かたちで誰が誰だか識別してくれますが、お迎え前のショップにいるインコさんにとって、一見さんのお客は「誰やお前?」状態です。

そんな訳で、視覚と状況判断に優れたインコさんに、お客として通う自分を覚えてもらうために効果的なことは何かと言うと、もう簡単ですね。

同じ服をきて毎回同じ時間帯に行けば、

「あ、この洋服来た人、この時間帯にいつも来るな~。」

って、覚えてもらえる確立がぐーんと上がりますよ。

ちなみに、どんな服を着て行けばいいのか・・・ちょっとそこまでは分かりませんが、避けた方がいいかもしれない柄があります。それは、

横じまの柄

です。

鳥さんにとって、しましま柄は天敵のヘビを連想させると何かの本に書いてあったんですよね。
でも、果たしてインコが本当にしましまを見てヘビだ!って思うるかどうかは知りませんよ・・・だって家で飼ってるインコたち、ヘビ見たことないじゃん・・・って思っちゃう。

我が家でも家族がしましま柄の服を着ていても、別段怖がっている様子は見られませんが・・・

でも一応避けた方が無難かな、と思うもう一つの理由。
この間、たまたま見たテレビで、犬と仲良くなるためには横じまの服は着ない方がいいってやってたんです。

その理由がね、自然界には自然の縦じまはあるけど、自然の横じまは無いんだって。

だから、「おっとこんな柄は見たことないぞ~危険だぞ~」って、本能的に警戒するかもしれないんだって。

確かに、シマウマは縦じまだよね~。

それは一理あるかもしれない。ということは、犬じゃなくても動物にとって横じまは警戒対象になり得るかもしれません。

ダメかもしれないものをわざわざ着て行かなくてもいいでしょ~ってことで、横じまはやめましょう。

さらにさらに、お目当てのインコさんに対峙するときに避けた方がいい表情があります!
それはね、

ニッコリと歯を見せた笑顔

・・・え?なんでなんで?
爽やかスマイルって感じで好印象じゃーん。って思いませんか?

でも、そこには納得の理由がちゃんとあるんです。

鳥は自然界では自分よりも大きな動物に捕食される側の生き物です。
捕食する側の動物が、獲物に襲い掛かる時にどのような表情になるか、と考えると、

口を開けて牙(歯)をむき出しにして近寄るんですね。

だから、人間が歯をむき出して近寄ってしまうと、「食べられる!」って恐怖を与えかねないんですって。

これももちろん、慣れた鳥さんなら「この人は襲ってこない」って分かってるので大丈夫ですよ。
でも、お迎え前や、まだ慣れていない警戒状態の鳥さんにとっては、あなたの笑顔が恐怖の対象になってしまうかもしれません。

これらの点に気を付けて、好印象で覚えてもらいたいですね。

まとめ

今回はペットショップに長い事いるインコに、購入前に自分の事を覚えてもらうにはどうすればいいか?というお話でした。

覚えてくれるかどうかは、個体差があると思いますが、やらないよりはやった方がいい!という、ちょっとしたことです。

これね、鳥カフェの鳥さんにも効果あるんじゃないかな~。お♪常連さん、来たね!って、覚えてもらえそうですよね。

気になるインコがいるなら、是非やってみんチャイ!

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