目指せコンプリート!浄土の鳥の土鈴を集めよう
インコ・鳥好きの皆様こんにちは。浄土の鳥の土鈴を集め始めたシーサンです。
「浄土の鳥」ってなによ?と言う方のために、めちゃくちゃアッサリと説明しますと・・・
極楽浄土にはなんと6種類の鳥さんがいるんでよ~というお話なんですが、どんな鳥がいるのかという詳しい内容はコチラで紹介しています。
この浄土の鳥について調べている時に、滋賀県のお寺で浄土の鳥6種の土鈴を販売しているという情報を見つけました。
滋賀のお寺というのは、2府5県に点在する西国三十三所巡礼のお寺33か所の内、滋賀県内のお寺6か所ということなんだそうです。
どんな物がどのお寺で手に入るのか、ざっと見てみますと、
左から、
- 長命寺・迦陵頻伽(かりょうびんが)
- 三井寺・鸚鵡(おうむ)
- 石山寺・孔雀(くじゃく)
- 正法寺(岩間寺)・白雁(びゃっこう)
- 宝厳寺・舎利(しゃり)
- 観音正寺・共命之鳥(ぐみょうのとり)
となっています。
これらが滋賀のお寺6か所に1個ずつ売られているのを知り、コンプリートしてみたくなったのですが、コンプリートと簡単に言っても、この中で通販でも手に入るのは「三井寺・鸚鵡(おうむ)」1個のみです。
つまり、滋賀のお寺6か所を巡らなきゃコンプリートは出来ないってことですよ。
なかなか険しい道のりなのですが、この度一念発起してGO TO 滋賀してきました!
まず一つ目に 長命寺で迦陵頻伽(かりょうびんが) をゲットしました。その時のお話はコチラです。
一つ目の長命寺の後に向かった二つ目を、今回はど~んとご紹介!
というわけで浄土の鳥土鈴集め第二弾は 観音正寺・共命之鳥(ぐみょうのとり) でございます~。
観音正寺ってどんなとこ?
浄土の土鈴集めのためにスタートした近江六札所巡り。
二件目はコチラ、「西国第三十二番・観音正寺」です。
シーサンは車で行ったのですが、ナビに設定したのは観音正寺裏参道山上駐車場というところ(お寺の公式サイトにそう書いてあったので)。
グーグルマップで見ると分かるのですが、この裏参道山上駐車場の1kmほど手前にも一つ駐車場があります。 そこからこの裏参道山上駐車場まで車で進むのに通行料がかかります。普通自動車 600円です。
この辺の写真を全然撮らずに進んでしまったため、写真が一切なく申し訳ないのですが・・・この通行料を払った後の道が激せまで、車けっこう怖いです。
参考までにストリートビューから持ってきた画像がコチラ。
物理的に対向車とすれ違うことが不可能な道幅が多く、いざ対向車に出くわしてしまった時の焦りようは半端ないです。
所々退避スペースがあるっちゃあるんですけど、そんなに多くないので、結局そこまでどちらかの車が戻らなきゃいけないんですよね・・・バックで。
運転に自信がない人や、大きな車の人にははっきり言っておススメできない道なので、その場合はこの道を通り慣れた地元のタクシーなんかを利用するのが良いのかなぁと思っちゃいました。(もしくはこの1km強の道を歩くかです。)
さて、そんな狭い林道を通ってようやく裏参道山上駐車場に到着すると、観音正寺の入り口が 。
ここから緩やかな上り坂を登って行くようなのですが、なんか木の立て札がありますね。
なになに・・・?
三十三「昨日より今日 今日より明日」
ほぅ、何やら良さげなお言葉が書いてあります。
三十三ということは、西国三十三所ということにちなんでいるのかな。
こんな感じの道を進んでいくと・・・
立て札の番号が、三十二、三十一とだんだん数が減っていき、その都度ありがた~いお言葉が書いてあるんですね。
これは二十六。
「かけられている迷惑より かけている迷惑は気づかない」
なるほどね、そうかもしれない。
次はどんなことが書いてあるのかな?と楽しみになってくるので、道中あまり疲れを感じずに進んで行くことが出来ます。
だんだん数字が減ってくると、ここは山の上であると実感できるような見晴らしのいい場所に出くわしたりします。
天気があいにくなんで、あんまりきれいじゃないですが・・・。
新幹線が通るのも見えましたよ。
そうやって上って行くと、
ようやく見えてきました。仁王像が2体お出迎えです。
ここで拝観料を支払って中に入ります。
大人 500円、中学生・高校生 300円、小学生以下無料です。
ちなみに入り口に立っている立て札は「三」です。
どうやら二と一は中にあるようです、探してみよう。
お、二がありました。
そして一は・・・
こーんな感じでした。
その他の見所としては、こんな所や・・・
こーんな所があったりします。
こちらのお寺は縁結びにご利益があるようで、願掛けの絵馬がたくさん掛けられていました。
シーサンのお目当ては何といっても浄土の鳥の土鈴なので、さっそく本堂へGO!
こちらに入りますと、まず「おきよめの香」があります。
えーと、なになに?観音様の聖域なので香を一つまみ両手に摺り摺りしなさい、と。
言われた通りにしますと、両手からぷ~んと、めっちゃ和風のお香臭がします。
どうやらサンダルウッド(白檀)入りのお香みたいです。
こちらにお参りをして、御朱印を頂きました。
画像左側が観音正寺の御朱印です。
ちなみにシーサンの御朱印帳はコチラのカープ仕様となっておりますw
インコのお守りを求めて七沢観音寺というインコ寺に行った時からこのカープ御朱印帳です。
その時の記事も良かったら読んでみて下さいね。
ちなみに西国三十三所専用の御朱印帳もあるので、それを使うのもいいですね。
御朱印を頂いているときにふと目をやると、
「先人の名言・参道ことわざの道」というものが販売されていました。
こちらの冊子に、道中ずっと読み進めてきた立て札のお言葉が記されているようです。
200円か・・・買おうかな、でもさっきの立て札、全部写真撮ってきたんだよな。帰ってから写真で見直せばいいか。
と、買わずに帰ってしまったシーサン。
あとで写真見返してみたら、なんと「十一」の写真が無ーーーい!!
え?うそ、撮り忘れてんじゃん!!
くぅぅ・・・痛恨のミス!
200円なら買っときゃよかった!!
と、まぁそんなことがありましたので、気になる方は先人の名言をぜひお求めになってください。
そんな先人の名言事件はさておき・・・本堂横の売店に行きますと、
あったぁぁぁ~!ありましたよ浄土の鳥~!!
一個800円也・・・。
先人の名言集は買い損ねましたが、これはしっかりゲット!
こちらの観音正寺で手に入るのは、共命之鳥(ぐみょうのとり)です。
浄土の鳥、 共命之鳥(ぐみょうのとり) ゲットだぜ!! by サトシ
共命之鳥(ぐみょうのとり) ってどんな鳥?
はい、コチラが 観音正寺 でゲットした浄土の鳥の土鈴「 共命之鳥(ぐみょうのとり) 」でございます。
さっそく袋から出してみましょうね。
このアングルから見ると、顔は一つで左右が赤と青に分かれているように見えなくもないですが・・・
立ててみると顔が二つあるのがわかりますね。
裏面には観音正寺の文字が入っています。
こちらは同封の紙ですが、
浄土の鳥シリーズの一覧と、共命之鳥(ぐみょうのとり) の説明が書いてあります。
ええと、なになに?
頭を二つ持ち、体が一つの鳥。それぞれ個性を持っており、「もう片方が邪魔に感じ毒を盛る。すると自分まで死んでしまった。」というお話が残っている鳥で、共に生きていることを教えています。
とのことです。
共命之鳥(ぐみょうのとり) は「他を滅ぼす道は己を滅ぼす道、他を生かす道こそ己の生かされる道」という仏様の教えを説いているようです。
先人の名言とともに、心に刻んでおきたい教えですね。
まとめ
今回は浄土の鳥の土鈴集め第二弾、観音正寺の 共命之鳥(ぐみょうのとり)の紹介でした。
観音正寺 の特筆すべきポイントは、車で行った際の道幅の狭さ!
あれがね~、またそのうち再訪しようかなって気を失せさせる感じなんですよね・・・。
もう行くことは無いかもしれないと思うと、やっぱり先人の名言集200円を買っておけばよかったと後悔していますw
そして 共命之鳥(ぐみょうのとり)は一つの体に頭が二つある想像上の鳥で、共生の大切さを説いているお鳥様でございました。
どうにか二つ目の浄土の鳥の土鈴をゲットしましたが、残りはまだ4つ!
シーサンの浄土の鳥集めの旅はまだまだ序盤戦です!
旅はまだまだ続くよ。3つ目は何かな?楽しみにしんチャイ!
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