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「ビバリア マルチパネルヒーター」は爬虫類用だけどインコ保温用にも結構使える

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ビバリアパネルヒーター
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インコのヒーター、何使ってる?

我が家では冬でも特にインコの保温をしていなかったため、これまで専用のヒーターを持っていなかったシーサン。

突発的な体調不良の際の保温には湯たんぽを活用して乗り切っていました。

湯たんぽは所詮湯たんぽなんで、時間が経つと冷めてしまいます。

ずっとそれで保温し続けるとなると、またお湯を沸かして入れ直して・・・って、結構面倒くさい。

病気などで長期間保温し続けなきゃいけない時なんかは、さすがに湯たんぽではまかないきれないので、いずれヒーターを買わなきゃなぁと思ってはいました。

そんな矢先、我が家のセキセイインコのレイが体調を崩し、病院に連れて行くと、メガバクテリアが検出されました。

その時の様子はコチラの記事で紹介しています。

投薬治療がスタートし、薬を飲ませながら様子を伺う日々がスタートしまして、体力回復と温存の為にしばらく保温をし続けて快適温度を保ってあげることになりました。

湯たんぽではにっちもさっちもいかなくなって、ついにヒーターを買う決意をしたシーサン。

さて、どんなヒーターがいいのやら、と色々検索してみました。

まずはコチラの様な、保温電球にカバーのついたタイプ。

このタイプが一般的なのかな、とも思いましたが、これをケージの中に入れるとなると、かなりの圧迫感だし、なんじゃこれは~!ってビビってしまいそう。

じゃあケージの外にぶら下げて・・・っていうのも、ケージカバーが掛けられなくなるのが困る。電球にうっかり水がかかったりとか、事故も怖い印象。

それに、温度を自動で調節してくれるサーモスタットを一緒に買うとなると、結構なお値段になる。

ちょっと自分の使い方にこのタイプは合わないかな~ということで、パス。

じゃあヒーターつけたままでもケージカバーが掛けられるような、パネルタイプがいいかも、と、次に検索したのがコチラ。

「三晃商会 外付け式 バードヒーター」

これならケージカバーをかけた状態で使えそうだし、温度設定が2段階で、加熱と保温を自動で切り替えてくれるとのことで使い勝手も良さそう。

うん、これがいいな。これにしよう。

と、95%これにしようと思っていたのですが・・・やっぱりもうちょっと安いのないかなとケチな心が働いてしまったシーサン。

しつこく検索して、たどり着いたのがコチラ。

「ビバリア マルチパネルヒーター」という商品。

こっちの方が、先ほどのバードヒーターより1000円弱安い。

うーん、でも、どうなの?パッケージ見ると思いっきりさぁ、

ビバリア マルチパネルヒーター

カメとかヘビとか載っちゃってるし。

「爬虫類・両生類用」って書いてあんじゃん。

インコに使えるのかよ、コレ。しかもシーサン、爬虫類苦手。パッケージでちょっと拒絶反応。

でもね、口コミ見たら「ウサギに使ってます」って人が結構いたりしてね。少数ながらも「小鳥に使ってます」って人もいたんだわ。

なので、買ってみました。

実際使ってみてどうだったか、紹介したいと思います。

暖め過ぎず、じんわり適温をキープできるヒーター

コチラが今回購入した「ビバリア マルチパネルヒーター」です。

ビバリアパネルヒーター
ビバリア マルチパネルヒーター

先ほども言いましたが、思いっきり爬虫類・両生類用って感じですが、安心の日本製。

シーサンが購入したのは16Wで、パネルサイズは240×240(mm)。ワット数が上がるとパネルのサイズが大きくなりますが、どんどん縦長になる感じです。

こんな風に、大きいサイズはかなりの長方形。爬虫類・両生類の水槽の下に敷いて使用するのが目的なので、こうなっているんでしょうね。

商品ラインナップに、240×240(mm)より大きな正方形のパネルヒーターは無さそうでした。

パネルヒーターと言っても、サンコーのバードヒーターのような厚みは無く、水槽の下に敷けるような物なので、超薄。ペラペラです。

ビバリア マルチパネルヒーター

コチラがスイッチ部分。設定温度可変式で、約25~45℃の範囲で設定できるようです。

ビバリア マルチパネルヒータースイッチ部分

約25~45℃の範囲って書いてありましたが、スイッチ部分に温度が書いてあるわけでもなく、かなり適当な感じは否めません。

ちなみに設定温度もパネルの表面温度なので、それによってどのくらいケージ周辺が暖まるかは実際計測してみないとなんとも言えません。

ともかく、使ってみましょう。

このヒーターのメリットはペラペラで薄いことなので、セキセイインコのレイのケージには洗濯バサミで挟んで付けちゃいました。

ビバリア マルチパネルヒーターをインコケージに使用

これ、ケージ背面です。

写真じゃ分かりにくいんですが、通電するとスイッチ部分の赤いランプが光るんですよ。

ランプがケージ内側に向いてると眩しくて気になるかな~と思って、裏にして取り付けました。

これでどのくらいケージの温度が上がるか、コチラの「SwitchBot 温湿度計」をケージにくっつけて、測定してみます。

この温湿度計の便利なところは、スマホのアプリで温度を確認することが出来て、さらにグラフで過去の温度変化を確認することができる点です。

この温湿度計をケージにくっつけて、ヒーターを最高温度で点灯、ケージカバー無しで温度がどれくらい上がるか確認してみました。

さっきの温度計の温度が約20℃。

ヒーター点灯後は、

21.9℃。

やっぱり、ヒーターを含めて周りを何かで覆ってあげないと、あまり温度は上がりませんね。

という訳でケージカバーで覆ってみました。

こんな感じです。分かりにくいですが、ケージ背面にパネルヒーターが付いています。

この状態で、ヒーターの設定温度を中程度に設定してみて、夜通し放置してみたグラフがコチラ。

だいたい24~26℃の間で落ち着いているようです。

我が家では冬でも特別保温をせずに過ごしているため、暖め過ぎも嫌だな~と思っていたので、25℃前後でキープ出来るのはとても良かったです。

ちなみにヒーターの設定温度をMAXにしてケージカバーで覆ったら、30℃近くまで温度が上がっていました。

この「SwitchBot 温湿度計」は温度計の上からおやすみカバーをかけた状態でも、カバーをめくらずにスマホで温度の確認が出来ちゃう優れもの。インコ飼育にも大活躍。

我が家ではさらに、この温湿度計を活用してエアコンを自動制御したりしています。

さて、「ビバリア マルチパネルヒーター」ですが、こんな感じで今回インコのヒーターとして使ってみましたが、我が家的にはとても良かったです。

薄いので、今まで使っていたケージカバーで覆って使用出来るのと、フンや汚れがついても拭き取るだけで簡単に綺麗にできること。

もともと水槽の下に敷いて使用出来るヒーターなので、ケージカバーなどの布で覆って使用しても発火事故などの心配がない事。水浴び等の水が飛んで濡れても故障の心配が少ないこと。それでいてインコ用のパネルヒーターと比較して値段が安いことがメリットです。

デメリットをあげるとしたら、温度の上がり方がゆるい点ですかね。カバー無しでケージ全体を30℃くらいまで上げたいというのは無理だと思います。

我が家のように体調不良の時だけゆるーく保温したいなって時にはオススメですよ。

まとめ

今回は爬虫類用のヒーター「ビバリア マルチパネルヒーター」をインコに使ってみたよというお話でした。

使ってみた感想は、個人的にはとてもGOOD!、これにして良かったです。

今回測定した温度は、あくまでも我が家のセキセイインコのレイのケージサイズでのお話なので、もっと大きなケージでは思ったように温度が上がらないかもしれません。

その点はご了承ください。

今回のパネルヒーターもオススメですが、記事内で紹介したSwitchBotの温湿度計も併用にとてもオススメです。

インコの保温に何を使おうかと検討している方の参考になれば嬉しいです。

具合が悪い時はまず保温!みんなも試してみんチャイ!

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