インコの飼育飼育環境

実はとっても重要だった!インコ・小鳥の日光浴の必要性

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花見するウロコインコ

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日向ぼっこが気持ちいい季節になってきた

寒さも和らぎ、桜も咲いて、日中はだいぶ屋外が気持ちいい季節になってきました。

ついこの間、お散歩や通院用にとキャリーケージを購入しました。せっかく桜がきれいで天気も良いし、我が家のウロコインコのチャイを日光浴がてらお散歩に連れていってみることに。

ちなみに購入したキャリーについてはコチラの記事で紹介しています。

最初は見慣れない景色に戸惑っていましたが、道中は餌を食べる余裕も出て、ちょっと楽しそうに気持ち良さそうにしていました。

室内飼いの鳥さんは日光浴をさせてあげる必要があるので、散歩が気持ちいい季節は一緒に外にでて日向ぼっこもいいですね。

さて、何となく日光浴が必要・・・と分かっちゃいるのですが、いつもケージを置いている場所に太陽光が差し込んでくるかと言われると、我が家は厳しい状況です。室内で陽の当たる場所にケージを移動させなければならず、ついつい億劫になってしまうことも。

日光浴させないとどうなっちゃうんだろう?なぜ日光浴が必要なのか?疑問に思って調べたことをまとめておきたいと思います。

それでは、鳥さんと日光浴について、イッテミヨー!

なぜ太陽光を浴びる必要があるのか

花見するウロコインコ2

そもそも、なぜ日光浴が必要なのでしょう。

太陽光にはビタミンD形成に必要な紫外線が含まれています。ビタミンDには骨を形成する為の代謝を促進し、カルシウムの吸収を助ける役割があります。

つまり、カルシウムは食べ物から摂取できるけれども、ビタミンDが不足していると折角食べ物から摂取したカルシウムが体内に上手く吸収されないということです。ビタミンDが欠乏すると、幼鳥はくる病や成長不良、成鳥では骨軟化症、骨折、骨粗鬆症などの原因に。

ビタミンDの摂取には紫外線を浴びる必要があります。その為に日光浴が大切だということになるのですね。

また、ビタミンDは脳の中で神経細胞の保護や脳内のホルモン形成にも重要な役割を果たしています。ビタミンDが欠乏すると、精神のトラブルを引き起こし、イライラしたり問題行動へとつながったりするそうです。

日光浴不足は、毛引きや自咬などの問題行動にも関係があるのですね。

健康面、精神面の両方で日光浴はとても大切な行為だということが分かりました。太陽を浴びるという行為は、普段の食事と同じくらいの重要性があるのですね。

日光浴の注意点は?

日光浴が鳥さんにとって、必要不可欠な行為であることは分かりました。室内飼いの鳥さんは、自ら陽を浴びに移動することが出来ませんから、飼い主がその機会を設けてあげる必要があります。

では、その際に注意すべき点はどんなことでしょう。

■時間の目安はどのくらい?

日光浴の時間の目安ですが、一般的には「一日20~30分程度」のようです。ただし具合の悪い鳥さんには逆効果になることもあるので、鳥さんの体調を考慮しながら行うようにしましょう。

また、時間帯としては「午前中」がオススメ。野生の鳥たちは一日中日光を浴びているわけではなく、午後になるにつれて日も傾いてくることからも、活動量の多い午前中に日を浴びていると思われます。従って、午前中に日光浴をする方が体内リズムを整えるのに効果的です。

■目を離さないこと

屋外にケージを出して日光浴させる場合は、目を離さないでください。

家のベランダだから大丈夫・・・と思っていても、カラスや猫がどこからかやって来て攻撃されるかもしれません。特に、繁殖期のカラスには要注意。

また、野鳥は健康そうに見えても体内に色々な菌や病原体を持っていることが多く、野鳥との接触は病気感染の恐れがある為避けなければいけません。

不測の危険から鳥さんを守るためにも、屋外日光浴中は目の届く範囲内で行いましょう。

■室内での日光浴は窓を開けること

室内に日光が差し込む場所があれば、室内で日光浴をさせるのが安全面からもオススメです。

その際、窓越しの日光浴では紫外線がほぼカットされてしまうため効果がありません。窓を開けて、網戸越しに日光浴させましょう。

■逃げ場となる日陰を作ってあげること

いくら体にいいからと言っても、直射日光をずーっと浴び続けるのは体に負担がかかりますし、想像以上に暑くなりがち。また、日光浴が嫌いな鳥さんもいますから、自分で日陰に移動して逃げられる場所を設けてあげましょう。

日陰にずーっと居たとしても、地面からの乱反射で鳥さんに紫外線が当たっているため、効果に影響は無いそうです。

日光を浴びることの出来る場所がない時は?

マンション住まいなどで日の当たる場所にケージを置くことが難しかったり、日中は仕事で留守だから日光浴は無理!という場合はどうしたらよいのでしょうか。

その場合は人工的に日光浴させることができるUVライトが販売されています。スパイラルライト、トゥルーライト等の呼び名があるようです。

このようなライトを利用して、室内でも紫外線を浴びさせることが出来るようです。

シーサンはライトは持っていないので詳しくありませんが、ライトを利用する場合でも注意点が色々とあるようなので、確認して使用するようにして下さい。

まとめ

今回は鳥さんと日光浴についてのお話でした。

鳥さんにとって日光浴は日々の食事と同様にとても重要だということが分かりました。特に室内飼いの鳥さんは、飼い主が日光浴の場を設けてあげないと自分の力では出来ませんから、飼育の一環として行ってあげましょう。

ビタミンD欠乏による病気は、特に冬場に発生する確率が高くなるとのこと。愛鳥の健康の為にも、日々の日光浴に気を使ってあげましょう。

お日様に当たらないと病気になっちゃうよ!気を付けてあげんチャイ!

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